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ユニバーサルホームの太陽光発電はお得?

ユニバーサルホームでは、「初期フリー発電」と言うサービスを提供しており、対象は同社の新築住宅購入者で、太陽光発電出力を10kW以上50kW未満の範囲としています。

初期フリーの具体的な内容は、初期設置費用を10年間の分割払いとし、その間の分割手数料をユニバーサルホームが立て替えると言うものです。

なお、ユニバーサルホームで採用している太陽光発電システムは、Qセルズ(ドイツ企業)、京セラ、三菱電機の3社でいずれも実績のあるメーカーです。

システム内容は、発電モジュール、パワーコンディショナー、室内モニターですが、京セラの場合のみモニターは付いていないようです。

 
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ユニバーサルホームの太陽光発電の評判は?

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ユニバーサルホームユーザーの口コミで、色々悩んだ挙句に、太陽光発電システムを設置しないことに決めた、というのがありました。

理由としては、外観を損なう、維持費が掛かる、売電価格が下がっている、太陽光パネルの掃除が大変そう・・・などと言うものですが、それらは同社が採用している太陽光発電システムに限らず他メーカーにも言えることでしょう。

どのようなものにもメリット・デメリットはあるものです。

いずれにしても、国の施策によって住宅業界の方向は、ゼロ・エネルギー住宅(ZEH)に向かっています。

そして、新築の注文住宅での太陽光発電システムの普及率が50%ほどになっている現在、太陽光発電システムの採用の有無は検討せざるを得ない状況ではないでしょうか。

ユニバーサルホームの太陽光発電の価格は?

上に挙げた「初期フリー発電」の同社が公開しているシミュレーションでは、12.96kWのシステム価格が427万円となっており、kW当たりでは33万円弱で相場価格だと思います。

しかし、金利をユニバーサルホームが負担してくれるとはいえ、427万円は高額ですから利用に際しては少し勇気がいるかも知れませんね。

なお、2013年時点での「初期フリー発電」サービスの内容では、出力制限を10kw未満としており、その時のシステム価格は、4.0kWで168万円(42万円/kW)となっていました。

「初期フリー発電」の対象が10kW未満から10kW以上になった理由は分かりませんが、もう少しユーザーが利用しやすい適用範囲にして欲しいものです。

ユニバーサルホームの太陽光発電の売電収入はどうなの?

2012年から、発電出力が10kWを超える発電システムについては、個人住宅の場合でも発電した電力を全て売電できるようになり、20年間の売電単価が固定となっています。

上に挙げたユニバーサルホームのシミュレーションでは、20年間の平均売電収入は33,500円/月ほどになっていました。

また、このシミュレーションでの売電価格は25.92円/kWhとなっていましたので少し古いデータになると思います。

参考までに、2018年3月に発表された10kW以上の場合の売電価格は18円/kWhとなっていますので、これから太陽光発電システムを採用する場合は難しい判断になるのではないでしょうか。

売電価格は年々低下しており、個人住宅で売電利益を上げるのは難しくなってきています。

ですから、これからの太陽光発電システムに対する考え方としては、売電よりもゼロ・エネルギー住宅を主目的とする方向だと思います。

その場合、標準的な住宅では、4.0kW~5.0kWほどが必要だと言われていますから、現在の「初期フリー発電」サービスの対象発電出力の有効性が問われてくるような気がします。

同社の以前のサービス条件のように10kW未満に戻らないものでしょうか。

なお、10kW未満の発電量の売電単価は、現時点(2018年4月?2019年3月)では、25?28円/kWhの10年間の買い取り単価の固定となっています。

2009年の売電制度がスタートした時は、48円/kWhほどでしたから、随分さがりましたね。そして、今後も下がるでしょうから、売電を意識するよりも、消費電力と創出電力でプラスマイナスゼロとすることの方が重要になってくると思います。

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