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注文住宅で安易な値引き交渉は避けるべき2つの理由

 

大きな買い物となる住宅購入、たった一度の買い物で数千万円が動くことも少なくありません。そんな大きな費用、少しでも減らしたいと考えるのが一般的。

その方法はいろいろと存在していますが、今回はその中でも直接的な費用の節約にもなる「値引き」についてご紹介します。

 

既に住宅購入に関して調査を行っている人の中には「○○万円もの値引きをしてもらった」なんていう口コミを見た人もいるはず。

そんな前例があるのなら「是非自身もその恩恵を受けたい」と考えるのも至極当然のことです。

注文住宅の値引き交渉事態は基本的な方法で、交渉が上手くいき値引きをしてもらっている所も確かにあります。

しかしただただ安易に値引き交渉することは案外危険なことでもあるのです。

 

今回はそんな危険な値引き交渉となる『2つの理由』を中心に、

・値引き交渉のリスクを考える
・後悔を生まない上手な値引き交渉の進め方

以上の項目についても解説していくので、良い住宅購入のため是非参考にしてください。

 

注文住宅で安易な値引き交渉は避けるべき2つの理由

 

値引き交渉が危険なリスクとなるのには大きく2つの理由が存在します。

費用を抑える事ができるという点では大きなメリットとなりますが、この2つの理由を知ればそれだけでも慎重な交渉の必要性がよく分かるはずです。

 

1、材料の質が落ちる⇒家の品質が下がる

値引きをするということは価格を下げるということ。

価格を下げるということはつまり、どこかでその費用だけ抑える必要が出てくる可能性があるということです。

その可能性が出てくるのが家を形作る「材料」。材料はいくつも種類があり、ここを抑えることで建物本体の費用を各段に安くすることができるのです。

 

しかし「材料の質を落とす=家の質が落ちる」ということ。そして「家の質が落ちる=住宅性能が落ちる」ということになります。

住宅性能の低下は実際にそこで暮らす人にしか分かりませんが、実は「材料」という部分で別の所にもしわ寄せがいくことになるのです。それが2つ目の理由になります。

 

2、下請け業者へのしわ寄せ⇒手抜き工事

 

住宅のプランを練るのはメーカーと購入者。実際にその家を作ることになるのは施工業者です。

下請けとなる施工業者も全国に多数存在し、評判の良いところもあればあまり良いとは言えないところも少なからず存在します。

実際に値引きを行っての住宅購入を体験した人の中には、そうした施工業者へ悪い印象を持つ人もおり「手抜き工事」として認識してしまう人もいるようです。

これは単に素材となる物が悪い、というだけでなく現場での費用削減が業者の仕事を圧迫しているという現実もあり業者が全て悪いとは一概には言えません。

しかしながら「安易な値引き」がこうした結果を招いているとも言え、値引き交渉がもたらす結果を少しでも理解しておくことが必要になる、ということがよく分かります。

 

だけど予算的に厳しい、どうしても値引きしたい…という方へ。値引き交渉するリスクを把握しておく

 

値引き交渉の上で出てくる可能性のある2つの大きなリスク、

「費用の削減が材料、家自体の質の低下をもたらす」
「施工業者へしわ寄せがくる」

これらを理解した上でもやはり下げられる可能性があるのなら、それを試したいという人もいるはずです。

ただでさえ高い買い物になる住宅購入、そして交渉により得られる値引きは数十万円から上手くいけば100万円にも上ることもあります。

その事実を知ったなら試さないわけにはいかない、それだけ予算も厳しいというのが現実です。

もしも本当に値引き交渉を行うのなら、既に伝えた2つのリスクを十分に把握しておくことが必要不可欠になります。

そして挙げている2つの理由、これはいずれも1つの事実へと繋がることを理解しておきましょう。

その事実とは「業者の取り分の低下」です。

 

無くなるのは費用だけではないという事実

 

値引きされるということはどこかで費用が削られるということ。それが既に伝えている「住宅の材料」です。

しかしこれには違ったパターンもあり、材料以外にも削られる場合も存在します。

それ以外で削られるのはほとんどの場合が「人件費」。これもまた住宅建設の際に大きく掛かる費用で、真っ先に人件費を削るところも少なくありません。

材料、人件費が削られるということは充分ではない人数で十分ではない質の家を作るということ。

充分な仕事ができないということはおのずと業者側の「モチベーション」が下がることにも繋がります。

実はこれが一番危険なリスクとなり、モチベーションが下がるとそのまま「住宅の精度」が低下、材料うんぬん以上に不完全な住宅が完成してしまうことになるのです。

 

こういったリスクを理解した上で値引き交渉を行わなければならず、値引きする上である程度の「限界」を知る事も大切ということになります。

もちろんこれらはあくまでも「可能性」の話、全てのメーカーで値引きを対応した家が酷い出来になっている、とは限りません。そうしたリスクの把握が必要になるということです。

 

後悔しない注文住宅の値引き交渉の進め方と引き際、諦め方

 

リスクを十分に把握できたなら、実際の値引き交渉の進め方をご紹介します。

値引き交渉はただただ「安くしてほしい」と伝えるのでは効果的ではありません

適切なタイミングと進め方、そして引き際と諦め方という止め時もポイントとなります。

 

値引き交渉の進め方

家探しを始めてメーカーへと足を運び、話し合いが始まるや否やいきなり「値引きをお願いします」と言う方はいないはず。

値引き交渉を行うには適切な「やり方や進め方」があるのでまずはこちらを参考に進めるといいでしょう。

 

値引きにはある程度のパターンがあり、その1つがある程度話し合いを進めるとメーカー側から提案されるというもの。

「この日までに契約してくれればおまけします!」と言われることもあり、そこで満足できればその話に乗るのもありです。

ただし、ここで話に乗ればその後のさらなる値引きは実質不可能。ここで終り。

もしも自分の思っていた値引きではないなら少し粘って、さらに話を進めてください。

重要となるのはこの後、自身で提案する場合。ほとんどの方がやんわりと「値引きなんてできないですか?」と伝えるのではないでしょうか。

 

 

ここで”ポイント”を1つ、

”値引き交渉ははっきりと伝えること”

軽く、優しく、ではなく強い気持ちで値引きを伝えることが何よりも重要になります。

 

向こうから提案される場合も、こちらから提案する場合もいずれも基本的には「購入する意志がある」というのが大前提

まだ話も進まず、決めかねている方にはなかなか提案が通らないことも多いようです。

 

値引き交渉は契約前のタイミングがベスト

 

「住宅購入の意志を見せる」ことが必要な値引き交渉。

このポイントからも分かる通り、話し合いの冒頭で提案するのは良いタイミングとは言えません。

購入の意志を見せるにはやはりある程度の話し合いが必要、それを踏まえた上で最適なタイミングは「契約の直前」ということになるでしょう。

契約直前というのはつまりほとんどの項目が決定しているということ。折り合いもつき、見積りも出してもらえたタイミングというのは実に8割近くが決定済み。

この段階まで進めば購入する側もメーカー側もしっかりと価格を把握することができ、「適正」な交渉が可能になります。

 

何も決まっていない状態での値引きの提案は最適とは言えません。

100%完全に設計を決めることは必要ありませんが、「8割近く決定している状態での契約直前の値引き交渉」というのを頭に入れておきましょう。

 

無理な値引き交渉は絶対にしないこと

 

値引き交渉を行うにあたり、やり方やタイミングが存在するように「注意点」もしっかりと頭に入れておくことをおすすめします。

場合によっては値引き交渉どころではなく、住宅の購入そのものが悪い方向にも行きかねないので十分な注意をしておくことが必要です。

 

注意点として挙げられるのはやはり「限度」になるでしょう。

価格を下げるというのは業者の取り分が少なくなるといった業者へのしわ寄せだけでなく、メーカー側にもダメージがあるのもまた事実。

あまりに強引な進め方や、既に値引き交渉が成功している状態でのさらなる交渉は相手にとっても悪い印象を与えてしまうきっかけとなり得ます。

 

メーカーによっては「いくらまで」とある程度値引きの限度額が決まっていることも、さらに「一条工務店」など一部のメーカーでは一切の値引きを行わないといった取り決めもあるので必ずしも交渉が上手く進むとはいきません

強引な値引き交渉が成立してしまった時こそ、今回紹介している「リスク」が発生する可能性が高まります。

リスクを回避するためにも注意点、各種ポイントを抑えて上手な値引き交渉を行いましょう。

 

値引き交渉せずに注文住宅を予算内で安く建てるには?

 

家を安く買うのに値引き交渉は大切な手段の1つ。

しかし必ずしもこれしかないわけではなく、むしろリスクと隣り合わせということもあり値引き交渉無しでの家の購入方法も知っておきたいところです。

 

上手な家の買い方はたくさんありますが、やはり大事なのは「イメージ」。

失敗する人、値段がどんどん高くなってしまう人の多くがとりあえずお店へと足を運び考え無しで欲しい物を追加していくという傾向にあります。

 

それを回避するための「イメージ作り」や「事前の調査」が賢い家作りの鍵を握ることになるのです。

参考

⇒ 最初の情報収集が明暗を分ける!新築 注文住宅に後悔・失敗しない方法!

 

「イメージ作り」の方法はそのまま、どんな家に住みたいのか、どんな部屋にしたいのか、内装や設備等を考えます。

家族間で意見を交換するのが最も最適とされています。

 

「事前の調査」はとりあえず近場のメーカーに、ではなく事前にいくつものメーカーを下調べしどれだけの予算で建てられるのか、どの程度の広さを確保できるのか、メーカーごとの違いを調べておくのです。

実際に足を運ぶ前にある程度の情報を入手。

家のイメージや予算を固めておくとその後の相談もスムーズに進むことでしょう。

予算はあくまでも予算、どれだけ慎重に相談を重ねても最終的に上がってしまうことも少なくありません。

そのためにも数百万円程の余裕を持った予算作りができれば怖いもの無しです。

 

住宅メーカー探しの強い味方「一括無料請求サイト」

 

しかしメーカーは全国に多数あり、それらを1つ1つ調べるのはとてつもなく時間が掛かってしまいます。

そこで使いたいのがメーカー比較サイト『タウンライフ家づくり』。

このサイトでは簡単な情報を入力するだけで自分に合ったメーカーの資料請求を行えます。

複数のメーカーの資料を一括請求することもできるので、地道な作業で時間を取られる心配もありません。

 

\イメージ作り・事前調査に役立ちすぎる/

⇒ 【完全無料】複数社へまとめて資料請求する!

家族構成や希望の間取り、予算などを入力するだけで、間取りプランの提案や概算見積もりなどがカタログに加えて届きます。

数ある業者の中から手間なく、マッチした住宅メーカーを絞り込めること、そして予算も立てやすくなる、ため多くの方に利用されてます。

参考

⇒ 住宅カタログ無料一括請求サイトはこの3つ!おすすめはここ!

 

まとめ

「材料の質の低下」
「下請け業者へのしわ寄せ」

この2つが値引き交渉のリスクであり家作りにも強く関わる要素です。

値引きを行わずして安く家が購入できればそれに越したことはありませんが、なかなかそれも難しい。ならば賢く上手に値引き交渉に当たりましょう。

上手くいけば家の質を下げることなく値引きを成功させることも可能です。夢と憧れの我が家のためにも、少しの手間を掛けることを忘れずに。

 

理想は値引き交渉を必要としない、しっかりとした予算計画の元、家づくり計画を進めることが一番ですね。

予算の組み方がわからない方は、「家を建てる前に知っておきたい予算オーバーしない方法!」の記事もあわせてお読みください。

 

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