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窓の一般的な大きさや理想はどれくらい?口コミも紹介!

窓は空気の入れ替えや光を取り込むのに重要な設備。そしてそれ以上に住宅の断熱性・気密性にも関わるもので、住宅性能を考えるためにはこだわっておきたい設備の1つです。

窓の性能にこだわる人は今では多くなっていますが、大きさなどサイズに関するこだわりを見せる人はまだまだ多くありません。

大きな窓が良いのか、数を増やすべきなのか、まだまだ知らない窓に関する情報をお届けします。

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一般的な窓の大きさはどれくらい?

窓と言ってもリビングの窓からキッチンの窓、寝室の窓など家中にはいろいろな形・サイズの窓がありそれぞれで使い方も異なります

まずはこのそれぞれの窓ごとの一般的なサイズについてをご紹介します。

一般的な窓の大きさ

掃出し窓:リビングなど外へと通じる場所に設置される窓。サイズは”横1.690×縦2.030″

腰高窓:左右に開け閉めする窓と言われて最もイメージのしやすい物。サイズは”横1.690×縦370″

ルーバー窓:ガラス部分がサッシのようになっており直に中や外が見にくくなっているタイプの窓。サイズは”横405×縦570″

上げ下げ窓:その名の通り上下に開くタイプの窓。サイズは”横405×縦770″

サイズは標準的なものとして紹介していますが、これが全てではなく多少の大小は出てくることになります。

特に最も多いタイプの腰高窓は標準サイズだけでも他のタイプの窓以上のサイズを取り揃えています。

理想の窓の大きさは?

窓で悩む人の多くがリビングに設置する「掃出し窓」で頭を抱えており、この窓に関しては理想的な大きさというものが挙げられています。

そのサイズは“1800×2000”とも言われ、上で紹介している標準的なサイズの窓とほとんど同じになっているのが分かります。窓のサイズやタイプは部屋ごとに異なりますが、リビングでこのサイズの物を設置するのにはやはりリビングならではの理由が存在します。

「明るさを確保」「風通し」などがその理由で、これよりも小さくなると広いリビングには快適に機能しにくくなります。

窓のサイズは細かく調整が可能。しかし大きければ良いという訳でもなく、大きい窓になるとそれだけ苦労も発生してしまいます。

次は大きすぎる窓に関するデメリットの紹介です。

窓が大きすぎることで困ることは?

快適さのために設置した大きな窓が時と場合によってはデメリットとなり困る事態を引き起こします。その例をいくつかご紹介いたします。

「外からの視線が気になる」
「防犯面の弱さ」
「熱を通しやすい」
「メンテナンスなどの費用面」
「スペースの確保が必要」

一見開放的で明るいリビングが完成し、良いイメージのある大きな窓ですが実は同様にデメリットも多く存在しています。

光を取り込む力は優秀ですが、その分外から中が丸見えになってしまいます。プライバシーに関する問題はただ恥ずかしい、というだけでなく防犯性能の弱さも見せることになり危険も伴ってしまうのです。

大きさからそもそもの費用の高さと今後のメンテナンスの手間などもあり、設置するにはいろいろな面で対策を講じる必要が出てきます。

窓の大きさに関する口コミ!

大きい物から小さい物まで、窓に関する口コミを集めてみました。それぞれの大きさのメリット・デメリットや使い方に関してをよく知る機会になると思います。

悪い口コミ

「明るいリビングを作るために大きな窓を設置しましたが、実はリビングの大きな窓だけでは明かりがそこまで入らないことが分かりました。光を取り入れる用の窓があるらしいのでそれを作ればよかったかもしれません」

「リビングの窓はプライバシーの問題もありかなり悩んで決めました。でも結局はほこりが入って来るなど別の問題も発生しています」

良い口コミ

「断熱性にも注意して性能を上げたので大きな窓でも冷気を感じず快適に過ごせています」

「リビングの窓は大きすぎればいろいろと問題があることを聞いていたので、最低限必要なサイズにしました。変わりに所々に小さな窓をいくつも設置し採光用の物も付けたので明るさは十分です」

「窓は小さくして枚数を増やせば明るさなどの問題は無くなると聞きました。もちろんリビングには大きな物を置いていますが、大きさにはあまりこだわらずとも明るい部屋が完成しています」

「少し開閉に重さを感じることもありますが、やはり大きな窓は開放的で気持ち良く過ごせます。リビングはもちろんですが、他の部屋の窓も大きめのサイズの物を使っています」

まとめると

1階リビングなど直接外から中の様子が見えてしまう窓に関してはプライバシーを守る対策が必要ですが、断熱性や光の取り込み具合は種類や設置の方法でなんとかなります。

やはり開放感を得るために大きな窓を設置したい、そして多少の問題はあっても大きくてよかったという声も多く集まっています。小さな窓を部屋の中だけじゃなく階段や廊下にも設置するなど、工夫を凝らして窓を設置している人もいるようです。

リフォーム時にも!窓づくりで失敗しないためのポイント

窓は工夫のしがいがあり、ただリビングに大きな窓を設置するだけでなくいろいろな所にいろいろなサイズの物を設置することができます。

ただし注意しないと使い勝手が悪くなることにもなり兼ねません。それを回避するための「失敗しないポイント」を窓の種類ごとにご紹介します。

階段の窓

階段途中に付ける窓は、階段を明るく照らすことで開放感と安全性を確保するメリットへと繋がります。

窓は高い位置に置けば置くほど光を取り込みやすくなり、さらに常時開け放すことのない階段という場所のため高い位置に置いて放っておくことにもなるかもしれません。

しかし高すぎれば開けることはできず、掃除の際にも手間と危険が発生します。それを考えるとやはり高過ぎない位置に置くことが必要となるのです。

階段に設置する窓は場所からも物に乗り降りしなくても開けられる高さに設置するのがポイントとなります。もしも踊り場があるのなら、ここに設置すれば問題はありませんがないのなら自分の高さと照らし合わせて調整しなければいけません。

窓が1つしかない部屋

特に夏場、せっかくの涼しい風も窓1つではなかなか上手く部屋の中へと入ってきません。リビングなど広い空間になるといくつもの窓を付けることが可能で、風通しの心配は少ないかもしれません。

しかし、寝室などの部屋にもなると風通しが悪くなりがち。大きな窓を開け放してもなかなか上手く風通しの良さを感じることができなくなります。

風通しの良さを作るには1つの窓では不十分。入口があれば出口を作る必要があり、ここでポイントとなるのは窓の大きさではなく数になります。

最も効果的なのは「縦長の窓」で、最低でも入口と出口の2個所に設置すれば各段に風通しが良くなるでしょう。

大きな窓を付けたい気持ちもありますが、狭い部屋であればあるほど適切な大きさの窓を複数枚付けることが重要と言えるでしょう。

まとめ

窓はこだわる人はとことんこだわり、あまり考えない人は取りあえず設置するだけで終ってしまいます。しかし住宅性能に直接繋がる設備としても存在している物で、こだわればこだわるほど快適な家が実現するのも事実です。

取り付ける個所が多く、1つ1つを考えていれば手間になるかもしれません。

しかしそれも快適を求めるが故の作業、是非窓1つにもこだわりを持って過ごしやすい家を作り上げてください。

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