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セルコホームの坪単価は一般的?他の輸入住宅との比較

国内の輸入住宅業者の中で、セルコホームのカナダ住宅は中間クラスに位置するだろうと思います。また、国産住宅メーカーを含めても中間クラスに位置しているでしょう。

一方でその性能や仕様、特に視覚的なイメージは上位クラスのものがあり、坪単価や価格に対するコストパフォーマンスが高く思えます。

以下にセルコホームのラインナップと価格、そして他の輸入住宅業者の特徴や坪単価を混じえながら、セルコホームの特徴をチェックしてみましょう。

 
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セルコホームの価格や坪単価は?

セルコホーム本部のHP上で、明らかに価格に大きく反映されるだろうと思われる選択には、性能の違った3種類の構造躯体(枠組み材)、機能性が違う4種類の窓サッシ、そしてそれぞれの印象が個性的な4種類の外観イメージ(仕上げ材種別を含む)があります。

これら以外では、玄関ドアやインテリアスタイルも選択できる「セレクトメイド・システム」を導入しており、ライフスタイルや環境に合わせて理想の住まいを実現できるようお手伝いします。

一方、フランチャイズ加盟店の中には、明確に仕様をセットした商品を紹介しており、それらはセルコホーム本部の主導によるものと思われますが、運用は各フランチャイズ加盟店に任せているように見受けられます。いずれにしても確認できるラインナップには、以下のものがあります。

ザホーム(THE HOME)

参照:セルコホーム

2×6の枠組み材による構造躯体と、高密度の32kg/m3断熱材を天井と床に230mm、壁に140mm、そして窓にはPVC(断熱樹脂)サッシを採用した高断熱・高気密の性能を誇る仕様です。

また、家全体の空気を換気・循環させ、花粉やダニの死骸の侵入を抑制するフィルター付きの24時間換気システムを標準装備しています。坪単価は50~60万円台とされており、セルコホームの主力商品です。

ほぼ同じ仕様で企画型のプランを用意しているCanada Selectionというものもあります。

グランドスーパーE

参照:セルコホーム

THE HOMEの基本性能を確保しながら、1階床の断熱を基礎断熱に替えたものです。また吹き抜けやスキップフロア、小屋裏収納などを自在に活用できるもので、セルコホームの考える最高位のグレードと言えるでしょう。坪単価は70万円台からとなります

スーパーE

参照:セルコホーム

THE HOMEの誇る省エネ性能が、省エネ先進国のカナダ基準に適合していることを証明するもので、邸別に完成後に実測しカナダ政府から認定書が発行されます。坪単価は50万円台からと言われていますので、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。

X1イクシード

参照:セルコホーム

2×4の枠組み材による構造躯体で、それに合わせて壁の断熱材はTHE HOMEより薄い90mmとなります。坪単価は40~50万円台となるようです。なお同様のグレードと思われるCrea Houseと言うものもあります。

Join

参照:セルコホーム

X1と同じ躯体・断熱材で、あらかじめ用意されているゾーニングピースを組合せて間取りを完成させるもので、半企画型のプランと言えるかもしれません。坪単価は40万円台となっており、セルコホームの中では最もリーズナブルなものと言えるでしょう。

セルコホームと競合する輸入住宅業者

セルコホームと競合する主な輸入住宅業者としては、以下のものがあります。それぞれの特徴と価格帯をチェックしてみましょう。

スウェーデンハウス

あるアンケート調査によれば、最も満足度の高い住宅となっており、住宅の性能や品質だけでなくユーザー対応にも高得点で評価されています。坪単価は80万台からで、セルコホームよりも全般に高級指向のように思いますが、グランドスーパーEとは競合するかもしれません。

ブルースホーム

この企業が輸入・販売している住宅は欧米スタイルのもので、セルコホーム同様にフランチャイズシステムを採用しています。

枠組み材のサイズや断熱材の性能もほぼ同じもので、坪単価も40万円~60万円/坪と言われていますから、セルコホームのTHE HOMEと競合します。

東急ホームズ

この企業の「ミルクリーク」は欧米系の輸入住宅で、価格帯もセルコホームの「THE HOME」と重なる50~60万円台となっています。

また枠材種別も2×4と2×6を用意していることや24時間換気も標準装備されていることなどから、セルコホームの最強の競合相手と言えるでしょう。

セルコホームの価格・坪単価の内訳は?

住宅工事の見積り項目や内容は、業者によって異なるのが一般的で、セルコホームのようにフランチャイズシステムをとっている場合には加盟店によって見積り書式が異なります。ですから、一般的な例として大まかなまとめ方で説明してみましょう。

本体工事

これは建物本体の工事で、基本仕様が設定されている場合にはその範囲の工事額で、フルチョイスシステムの場合にはそれに基づいた工事金額が明記されます。内容的には仮設工事から仕上げまでの工事項目が表示されます。

付帯工事

住宅本体から外側の屋外給排水への接続や電線接続、地耐力調査、さらにはそれに基づく地盤改良工事などが含まれており、建物本体を住宅として自立させるために必要な工事と言えるでしょう。敷地の条件によりますが、地盤改良工事がない場合で、少なくとも100万円前後は必要になります。

オプション工事

基本仕様から外れるものや屋外ガレージや植栽などの本体工事とは区別されるものが、それぞれの工事別に表されます。

諸経費

建築確認申請料や手続き費用や設計費用、さらには水道加入金など、住宅を建てるために必要な手続きや使用するために必要な費用です。

また、業者の事務管理や現場監理などに必要な経費も含まれます。住宅規模にもよりますが、200万円前後ではなないでしょうか。

以上は実際には細かく記載されている工事見積りを大まかにまとめたものですが、例えばセルコホームのTHE HOMEで言われている50~60万円の坪単価は、上記の本体工事価格になります。

セルコホームの総額は契約前見積りとどのくらい差がでる?

セルコホームに限らず、注文住宅では事前の参考見積りと契約に際しての正式な見積り額とでは相応に差がでることがあります。その大きなものは上に挙げた付帯工事で、同じ建物でも立地や敷地の条件が異なりますのでやむを得ないものです。

いずれにしても、登記等の諸費用は別にして、当初の建築相談等で予測していた建物価格よりも少なくとも300~400万円の増額になるの往々にしてあることですから、増額分の内容に対してしっかり説明を受け納得しておくことが重要でしょう。

 

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