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三井ホームの標準装備はどこまで含まれる?

三井ホームで代表する装備には、プレミアムモノコックとスマートブリーズがあり、長期優良住宅の審査基準の5分野7項目で住宅性能表示の最高等級を標準装備としています。

上記の他には住宅の生涯費用の削減に配慮して、屋根には耐久性の高いオリジナルのMルーフィング材、屋根の塗装には色褪せしにくく長持ちする高価なフッ素塗装、外壁には汚れに強い外壁材、サッシ廻りには劣化対策としてLCシーリング、その他の生涯費用削減に配慮した装備内容となっています。

 
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三井ホームの標準装備(標準仕様)の内容は?

キッチン

「永大産業」「トクラス」「TOTO」の3メーカーは、三井ホーム専用にアレンジされており、三井ホームで家を建てた人しか購入することが出来ません。仕様は3社ともほとんど同じなので、色やデザインで好みのキッチンを見つけましょう。

永大産業はデザイン性が高く、三井ホームで一番人気。キッチンでは珍しい框の扉も用意されていますが、さすがにオプションになっています。

TOTOはデザインが少し昔っぽいようですが、先端をタッチするだけで水が出る水ほうき水栓や程よい傾斜でゴミや野菜くずが流れていくすべり台シンクは、とても人気があります。

トクラスは天板やシンクに人工大理石を使用することで、高級感はもちろんお手入れも簡単に出来ると人気です。特に汚れ・衝撃・熱に強いので、数十年先まで安心して使えます。

お風呂

「トクラス」「TOTO」「LIXIL」の3メーカーから選べます。標準仕様でも十分ですが、あれこれ理想が高くなるとオプションで100万円近くアップすることもあります。

トクラスはスピーカーから音楽が流れるサウンドシャワーがついています。洗い場も広く、すぐ乾いて汚れもつきにくいうつくしフロアで毎日のお手入れも簡単です。

TOTOは断熱クッションを使ったほっカラリ床で、滑りにくく膝まづいても痛くないと評判です。保温性の高い魔法びん浴槽で冬場のお風呂をホッとさせます。

LIXILキレイサーモフロアと呼ばれる特殊な表面処理がされた床は、冷たさを感じにくくなると人気です。溝が浅くなったのでスポンジがしっかり行き届き、お手入れが簡単です。

プレミアムモノコック構法

これは、ツーバイフォー構法にDSP(ダブルシールドパネル)BSW(ブロック・アンド・シームレスウォール)、そしてMS(マットスラブ)などを加えたもので、同社の住宅に共通で採用されています。

DSPとは高い断熱性能と高い構造耐力を両立させた屋根パネルで、小屋裏利用に適したものです。

BSW対衝撃性・耐火性遮音性そして防水性に優れた同社独自の外壁下地材です。

MSとは通常のベタ基礎よりも鉄筋量を増やしたものです。

これらによる住宅基本性能の耐震性能は最高等級の3、省エネ等級でも最高等級4を標準としており、その他でも長期優良住宅対応仕様としています。

スマートブリーズ

これは全館空調システムで、24時間換気に温湿度調整を加えたもので、ホコリや花粉、ダニの死骸などを除去してくれるものです。

厳密には標準仕様ではなくオプション選択のようですが、ユーザーの口コミ情報では、それに相当する金額が値引きされていることから、実質的には標準仕様としてもいいのかもしれません。

同様のものに太陽光発電システムがあり、かなりの割合で相当額が値引きされているようです。

三井ホームのオプション内容や費用は?

設計料

これは厳密にはオプションとは言えませんが、オーダーメイドを謳い、ユーザーの希望に合わせて外部の設計士やインテリアコーディネーターを使って設計する三井ホームのスタイルでは、100万円前後の費用を予定しておいた方がいいでしょう。

企画プランをそのまま建てる場合には設計業務は発生せず、必要な費用は確認申請に対する費用だけになりますが、同社の外部に依頼する設計システムは高評価で、ユーザーの希望を叶え満足を得る費用と考えれば納得のいくものだと思います。

壁断熱材

三井ホームのツーバイフォーでは、外周部に2×6材が使用されており、壁の断熱材はその壁厚の中に充填されています。

一方その断熱材の厚みは、省エネ基準の地域区分ならびに省エネ最高等級4によって求められる断熱性能と厚みになっており、地域によっては90mm(4インチ)厚のロックウールとなっている場合がありあます。

その場合は6インチ(140mm)の壁厚一杯にロックウールを充填することを勧めます。

これは単に断熱性能を上げるだけでなく、遮音・防音性能を上げる効果もありますので、子供の声やオーディオなどの外部への音漏れが気になる場合にいいと思います。

費用的な差額の口コミ情報はありませんが、推定では50万円前後ではないでしょうか。

地盤調査と地耐力

三井ホームの基礎(マットスラブ)は、通常のベタ基礎よりも鉄筋量を増やしていますが、ベタ基礎が必要な地耐力に対してより弱い地耐力の敷地でもマットスラブなら大丈夫と言うことではなくベタ基礎の安全度が高いとみるべきでしょう。

つまり建築基準法では、地耐力が20kN?30kN/m2でベタ基礎と決められていますが、鉄筋量を増やしたからと言って20kN未満/m2でもマットスラブなら大丈夫とはならないのです。

ですから調査の結果で20kN/m2未満となった場合には、地盤改良や基礎補強などが必要になり、その場合はオプションとなります。

なお敷地の状態や住宅の規模にもよりますが、地盤改良あるいは柱状改良などの場合には100万円前後の費用が必要になります。

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