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アイフルホームの耐震性能・制度とは?安心のシステムはこちら

アイフルホームの躯体構造は木造軸組構造で、柱や梁などの構造部材には構造用集成材が使用されています。また、各構造部材はプレカットされ、現場での組み立て・接合にはテクノスター金物が採用されています。さらに、高耐力コアと言う同社独自の耐力壁構造を持っており、大開口や大空間を作りやすくしています。

アイフルホームには、セシボシリーズの「極」・「零」・「爽」の3種類があり、耐震性能はいずれも「構造躯体の倒壊防止等」のカテゴリーで最高等級3相当とされており、上位クラスの「極」と「零」には制震システム(EVAS)が併用されています。

なお、アイフルホームでは地盤調査やプランチェックなどの5つの条件を前提に、耐震保証制度を設けています。

 
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アイフルホームの耐震性はどうなの?

「構造躯体の倒壊防止等」における耐震等級3と言うのは、阪神淡路大震災のような数百年に一度の地震でも倒壊しない強さを等級1として、それよりも1.25倍倒壊しにくいものを等級2、1.5倍倒壊しにくいものを等級3,としています。

ここで倒壊しにくいとは、損傷までを担保するものではなく、人命に係るような倒壊を防ぐことを目的としたものです。

アイフルホームのHPやプレス発表では、耐震性能は最高等級の3相当、となっていますが、気になるのは何故「相当」となっているかではないでしょうか。口コミでも、「相当」に対する理解がまちまちで、批判的な評価も見られます。

この「相当」については、アイフルホームのHP上で説明書きがあり、設計段階では耐震等級3を満足するように設計しているが、施工完成後や経年変化後もその性能を担保するものではない、と言う意味のようです。

この説明内容には、一定の理解を得られると思いますが、経年変化(劣化)後はともかく、設計に基づいた完成直後も施工リスクをヘッジする姿勢は感心しないものです。意地悪な見方をすれば、アイフルホームでは施工リスクを取らず、全てフランチャイズ加盟店に任せているようにも受け取れます。

アイフルホームでは、各加盟店がユーザーと打ち合わせ設計したプランをLIXIL住宅研究所で等級3に適合しているか否かのチェックを行っているとのことですが、施工監理や検査体制にも力を入れて欲しいものです。いずれにしても、それが、アイフルホーム加盟店によって評価が大きく分かれている原因のような気がします。

なお、耐震等級などの住宅性能を公正に評価する第三者機関はありますが、アイフルホームではそれらの機関で評価を受けるのではなく、性能評価基準に合わせて自主的に設計しており、第三者機関に評価を受ける場合は別途費用が必要としています。

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