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アイフルホームが考える二世帯住宅での生活のし易さとは

アイフルホームでは、二世帯住宅を「ハッピーハーモニー」のコンセプトで生活提案を行っており、同社のキッズデザインのコンセプトとも合わせて、子育てをみんなで楽しむ二世帯の家としています。

国の住宅統計では、人口減にも関わらず世帯戸数が増加しており、全体的には核家族化が進んでいると読み取れます。

その中で、二世帯住宅とする目的には、子世帯の共働きに伴って孫の世話をしてもらう、あるいは将来の親の高齢化に対応するために同居する、などがあるのでしょう。

また、核家族に対する反省として大家族の良さを見直されている面があるかもしれません。

このような社会背景の中で、アイフルホームのハッピーハーモニーのコンセプトは的を得たものだと言えるでしょう。

 
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アイフルホームの二世帯住宅の特徴、評判は?

アイフルホームの二世帯住宅ハッピーハーモニーの最大の特徴は、キッズセーフティの家としていることで、”こどもに優しいは、みんなに優しい”と言うキッズデザインを採用していることです。

キッズデザインの安全対策としては、静かにゆっくり閉まる閉め忘れ防止機能付きの引き戸があり、建具の開閉での指挟み防止機能が付いています。また、転倒時に大きな怪我にならないように壁のコーナー部分や段差部分の角を丸くしています。

これらは、子供に優しいだけでなく、高齢者にも優しいもので、アイフルホームのキッズデザインは、NPO法人キッズデザイン協議会の審査で連続受賞しているものです。

なお、アイフルホームでは、二世帯住宅のタイプを、部分共有型と独立型に分類し、プランや実施例を紹介していますので、参考になります。

アイフルホームの二世帯住宅の間取り図

間取りNo-324:2階建て、工事面積216.79m2(65.57坪)

出典:アイフルホーム

このプランは、玄関以外は二世帯それぞれに独立した住宅機能を持っていますので、二世帯間のプライバシーを重要視した計画だと思います。

標準的な二世帯の家族数であれば個室数も問題なく、親世帯の高齢化に伴うアレンジも1階の和室で対応が可能でしょう。

一方、二世帯家族全員が揃う時には、1階のLDKでは狭く、和室の続き間ではキッチンと離れているなど、少し中途半端な印象も受けます。

間取りNo-268:3階建て、工事面積161.03m2(48.71坪)

出典:アイフルホーム

このプランでは、1階のLDKとタタミコーナーが二世帯家族の団欒の場で、親世帯が2階、子世帯が3階となります。3階のダイニング・キッチンは、子世帯の簡単な食事用と言えるでしょう。

個室としては7部屋ありますので二世帯家族数で余るようであれば、小さめのホームエレベーター、そして2階か3階に洗面コーナーを設置した方が使いやすくなると思います。特に、親世帯が高齢になった場合の対応が必要になるでしょう。

間取りNo-209:2階建て、工事面積144.60m2(43.74坪)

出典:アイフルホーム

これは玄関ホールのドアで二世帯が行き来できるようになっていますが、タイプとしては二世帯独立型になります。

取りからは2階が中心のような印象ですが、二世帯が集まる家族団欒のスペースとしては少し中途半端な気もします。一方、このプランの良さとしては、将来何らかの理由で一世帯となった時に、賃貸で家賃収入を期待することもできることがあります

アイフルホームの二世帯住宅の価格・坪単価は?

アイフルホームのハッピーハーモニーの耐震性能や断熱性能の住宅基本性能は、同社のセシボと同じものになります。

ですが、ハッピーハーモニーのコンセプトの一つであるキッズデザインの安全建具の採用は、若干のコストアップが予測されます。また二世帯目の洗面やキッチンなどの設備もコストアップの要因になります。

一方、延床が大きくなるため、床面積に対する住設備費の比率が下がるため、この部分についてはコストダウン要因となります。

アイフルホームのプレス発表では、セシボの中心グレードと思われる零の坪単価が41.5万円ほどですから、上の要因を考慮すれば本体価格では45万円/坪前後になるのではないでしょうか。そして、屋外給排水などの付帯工事部分を含めれば50万円/坪前後になると思います。

アイフルホームが販売している価格帯には数多くの住宅メーカーがあり、それぞれに二世帯住宅にも対応していますが、明確に商品化している中から、競合相手をピックアップしてみましょう。

クレバリーホーム

同社では、ふれあえる二世帯住宅madoi(円居)を商品化しており、HP上でそのコンセプトを詳細に紹介していますので、アイフルホームとの比較検討に役にたつと思います。

アイフルホームと同様にフランチャイズシステムを採用しており、対応エリアも北海道から沖縄までと重なっています。販売している住宅の躯体構造、耐震性能や断熱性能、さらに本体の坪単価も30〜60万円でアイフルとほぼ同じで強力な競合相手と言えるでしょう。

アキュラホーム

この企業は、全国くまなくと言うわけではありませんが、関東を中心に、静岡、愛知、大阪、兵庫、広島と広範囲に事業展開していますので有力な競合相手となるでしょう。同社では、二世帯住宅を二世帯同居の家としてカテゴリー分けしており、生活スタイルや時間が異なる親世帯と子世帯の程よい距離感、をコンセプトにしています。

躯体構造は木造軸組構造で、耐震性能を最高等級の3とし、断熱仕様もアイフルホームと遜色のない内容となっています。本体価格は、口コミでは30〜50万円/坪となっていますから、やはりアイフルホームの競合相手になると思います。

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