かつては1.000万円を切る価格で住宅の建設を行ってきたアイダ設計。住宅メーカーとしては異例の価格設定を提案し、現在では1.000万円を切ることは無くってもその安さはしっかりと健在です。
安さを前面に推し出すのは嬉しい反面、住宅性能に少しの不安も見え隠れします。
特に住む地域によっては最も重要な断熱性や気密性なんかは高ければ高いほどありがたいもの。この性能は「Q値・C値」という数値で表され、住宅メーカーそのものを表す基本にもなり得ます。
ではアイダ設計の「Q値・C値」といった住宅性能はどれほどなのでしょうか。
アイダ設計の断熱性の評判は?
断熱性を示す数値Q値の発表をアイダ設計は行っていないのは残念な点です。しかし数値だけで全てを語ることは難しく、公式での発表はないものの断熱性はしっかりと対策を講じています。
アイダ設計の断熱性
浴室やキッチンなどの設備で有名なメーカーLIXILとアイダ設計が手を組み手掛けているのが「断熱材一体型高性能オリジナルパネル工法」。
これは家を形作るアイダ設計独自の工法で、高い断熱性を発揮しています。パネル、サッシ、家を取り囲む素材に高性能な断熱性を施し、部屋全体の温度を常に均一に保ちます。
加えて「硬質ウレタンフォーム」も採用。これは壁に職人の手で吹き付けられる断熱材で、家全体を守るのに大いに役立つ素材です。
断熱性の高さは結果的には省エネにも繋がる大事な部分。もちろん住む人の身体や精神面にも影響を与える住宅になくてはならない要素となっています。
この他にも住宅メーカーでは定番の「グラスウール断熱材」「アルミ樹脂複合サッシ」などを採用。価格の安さを感じさせない対策をいくつも施しています。
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アイダ設計の気密性の評判は?
Q値の公式な発表がないアイダ設計、同じようにC値に関しても公式での発表はありません。C値とは気密性のこと、つまり住宅に存在する隙間の量を表したもので空気の出入りだけでなく花粉など人体に大きな影響を与える物のの出入りにも繋がります。
C値の発表がないのはアイダ設計に関わらず、国内の多くの住宅メーカーが同じように発表していません。これはかつて建設省に定められていた「次世代省エネルギー基準」からこの項目が無くなったことにも由来し、各メーカーの気密性への取り組みの高さも理由の1つとされています。
アイダ設計の気密性
断熱性のところで挙げている「硬質ウレタンフォーム」。これは断熱性だけでなく気密性にも関わる部分で、職人の手により直に壁に吹き付けることで隙間を限りなく少なくすることが可能となっています。
断熱性・気密性両方に効果を発揮するものも少なくなく、アイダ設計のように2つをまとめて住宅性能として発表しているところも存在しています。
「断熱材一体型高性能オリジナルパネル工法」もまたその1つで、高断熱であり高気密、そして耐震にも関わるものとしても発表されています。
アイダ設計の電気代の評判は?
安さが売りの住宅メーカーで、電気代が高くなってしまってはどうしようもありません。アイダ設計は価格に関するこだわりは非常に強く、住宅自体の価格だけでなく電気代でもその安さを発揮しています。
ある家庭では4人家族でひと月の電気代が7.000円を切っている、という驚くほどの安さを見せています。
もちろんこれは一例で、アイダ設計の全ての住宅がこうなるとは限りません。しかしこういう家があるのも事実で、そこには断熱性・気密性の力も発揮されているはずです。
住宅の価格を抑え、その上電気代も抑えることができるのなら主婦目線ではこんなに嬉しいこともないでしょう。さらにアイダ設計では太陽光発電にもしっかりと対応。今注目の「ZEH」仕様の住宅を提案し、上手くいけば光熱費ゼロも実現します。
まとめ
Q値・C値の公式での発表がないのは少し残念なところですが、それぞれの断熱性・気密性への取り組みを確かに見る事ができるので少しは安心できるのではないでしょうか。
その上電気代にもしっかりと実力が現れているので、とにかく全てを安く抑えたい、という方はアイダ設計を検討してみてもいいかもしれません。