アエラホームでの太陽光発電の設置費用と売電料

地球環境を鑑みた場合、住宅の環境対策は急務です。気候変動に関する国際的枠組みである「パリ協定」が発効し本格的に温暖化ガスの発生を抑制しなければなりません。

住宅部門は39.3%の温室効果ガスの発生量を削減しなければなりません。その目標達成のためのキーデバイスとなるのが「太陽光発電」。

太陽光を直接電気に変換するので、その発電時に発生する温室効果ガスはゼロです。また、国はZEH（ネット・ゼロエネルギー・ハウス）を推進しております。

このZEHは「住宅の外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」のことです。

快適な環境を得るためのエネルギー収支をゼロにすることを目標とした住宅であるZEHを推進するにあたり、国は補助金等をだして住宅の性能向上と再生可能エネルギーの導入を推奨しております。

アエラホームの取り組みはどのようなものがあるのでしょう。

アエラホームの太陽光発電の評判は？

断熱・気密性能に定評があるアエラホームももちろん「ZEH」に取り組んでおり、ZEHに積極的に取り組んでいる「ZEHビルダー（https://sii.or.jp/zeh28/builder/search/）」に登録されている住宅会社の一つです。

太陽光発電システムについても各社のものを導入できます。主なメーカーは「Ｑセルズ（ドイツ/韓国）」「三菱」「シャープ」「パナソニック」「京セラ」。

しかし、ＨＰ上での並び順などから判断するとＱセルズの太陽光発電を一押しにしているようです。もともとドイツの太陽光発電パネルメーカーである「Ｑセルズ」。

中国メーカーの低価格路線に押され経営破たんした会社ですが、現在は韓国企業に買収され韓国に本社を置く世界的な太陽光発電パネルメーカーです。曇りの日なのどの「低照度」時にしっかり発電することが特徴の一つです。

アエラホームの主力商品「クラージュ」。地球環境大賞を受賞する程の高性能住宅ですが、このクラージュに太陽光発電を標準搭載した「Zeroクラージュ」という商品があります。

「坪単価ベースで考えると少し割高」という意見もありますが、環境設計を標榜する会社としては太陽光発電システム搭載に積極的であると言えます。

アエラホームの太陽光発電の価格は？

アエラホームでは各社の太陽光発電を導入できます。アエラホームの公式ページに主なパネルメーカーの発電システムを導入する場合にkW単価が表示されています。

5kW搭載でＱセルズ：34万円/kW、シャープ：37.5万円/kW、パナソニック：41万円/kW。実勢価格からすると若干高めの設定になっています。

これには少々裏があるようで、この太陽光発電にHEMSを付けて「エコパッケージ」と称して手ごろな価格にまとめ、値ごろ感を演出しているようです。

また、常に何らかのキャンペーンを実施しているアエラホームでは度々太陽光発電もキャンペーン商品として太陽光発電システムが登場しており、上記の価格はそういう意味でも高めの設定になっているようです。

アエラホームの太陽光発電の売電収入

アエラホームで住宅を新築をし、太陽光発電を搭載して売電契約している方の実際の収支はあまりデータがありませんが、「5.0kw搭載、売電収入、夏場10000円前後」という報告があります。

契約した年により売電単価が変わるため一概に多い、少ないということは言えませんが、印象としては若干安い。

ただし、建物の計上や太陽光パネルが乗っている面の傾斜角、さらにその家での電力消費量などで売電収入の金額は違ってきます。