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アエラホームのQ値(U値)・C値と安全性

地球温暖化の防止を目指して成立した国際的枠組み条約「パリ協定」。住宅部門においても温暖化効果ガスの排出量削減に励まなければなりません。

高性能である住宅を証明するためにはこのQ値(U値)・C値は重要な指標となります。Q値(U値)は設計者の能力が問われ、C値は施工者の能力が問われます。高性能住宅を提供する住宅会社の総合力が勝負となります。

建物の省エネ関係について、平成25年に大きく法律等から変わりました。建物の断熱性能を表す数値として従来はQ値を使用しておりましたが、平成25年からはQ値に代わりUA値(外皮平均熱貫流率)が使われることになりました。

 
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アエラホームの断熱性の評判は?

アエラホームは「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を2013~2017までの4年間、連続して受賞しております。

この「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」は一般社団法人 日本地域開発センター(http://www.jcadr.or.jp/)が主催する賞で「建物躯体とエネルギー設備機器をセットとして捉え、トータルとしての省エネルギー性能の優れた住宅を表彰」するものです。

アエラホームの断熱性能等が高いレベルにあることを証明しております。

建物の断熱性能を表すUa値(以前はQ値)は、アエラホームの公式ページにてクラージュの標準値が掲載されています。

クラージュの目標値として「UA値=0.53」です。平成28年基準のUA値(5・6地域)は「0.87」ですから、余裕でクリアーする数値となっています。

アエラホームのクラージュの壁などの断熱性能は一般的な基準からしてもかなり高性能ではあるのですが、窓の大きさと個数や建物の形状等によりこのUA値は変化します。

場合によっては如何にクラージュと言えども基準値を下回るケースもあることが予想されます。

口コミサイトなどの情報では「アエラホームは壁の断熱性能は高いが、屋根の断熱性能はそうでもない」との情報もあります。窓があるため平均化すると弱くなる壁を断熱材を厚くすることでカバーしているようです。

アエラホームの気密性の評判は?

C値とは建物にどの程度のすき間があるかを示す数値です。数値が大きいほど建物にすき間があり、冷暖房の効きなどを悪化させます。

ただし残念ながら我が国の法やそれに類するものでこのC値に規定はありません。以前は目標値的な数値として「2.0」という数値がありましたが、現在ではそれもなくなりました。

ですから、どのレベルから上が「高性能」と言えるかどうか、各社で判断が違います。

アエラホームの場合は、公式ページにやはり数値が公表されており、クラージュという商品の場合基本的に全棟気密測定を行っており、過去の実績の平均値で「0.47」という数値になります。

以前の目標値であった2.0を大幅に下回っており、0.5程度の数値が実測値として出るなら高性能住宅と言っていいレベルだと思われます。

C値0.5というのは、例えば床面積100㎡の建物で、建物全体のすき間を寄せ集めると大体7cm角くらになることを表しています。

室温だけでなく、湿度もコントロールするような高性能システムを導入する場合はこのC値0.5を要求されます。

アエラホームの電気代の評判は?

アエラホームのメイン商品である「クラージュ」は、その宣伝文句が「エアコン1台で家中が快適」というもの。

それだけ断熱・気密性能が高いということをアピールしています。公式ページでは電気代のシミュレーションもされており、45坪のクラージュでエアコンで冷暖房をまかなった場合年間「25,531円」となるようです。

信頼性の高いソフトでのシミュレーションであるようですが、はやり「カタログ値」であるとみておいた方がよさそうです。建物の大きさが少々不明ですが口コミサイト等で「クラージュ、エアコン2台で夏場の電気代1.2万円/月」という情報もあります。

その人の感覚(暑がりかどうか)によっても大きく違ってきますが、2台のエアコンを常時稼働させて月に1.2万円であればやはり高性能住宅と言ってよいと思います。

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