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アエラホームの評判・口コミから見るメリット、デメリット

アエラホーム(株)は一般的には「設備が良いローコスト系の住宅会社」と言われています。

しかし、2012年に「環境設計の家」というキャッチコピーを大々的に掲げイメージチェンジを計ろうとCI計画を実行中です。

このコピーとロゴデザインに日本の代表的グラフィックデザイナーの佐藤卓氏をフューチャーする力の入れようです。”ローコスト系”と言われるイメージから脱却できたのかを含めてアエラホームの実体を見てみましょう。

 
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アエラホームの特徴、メリットは?

ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2016 特別優秀賞受賞

主力商品は「クラージュ」。2017年に「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2016」で特別優秀賞を受賞しています。4年連続の受賞になります。また、同時期に「第26回地球環境大賞」において奨励賞も受賞しております。

アルミ箔を貼りつけた断熱材を使った外張W断熱構造

クラージュの一番の特徴はアルミ箔を両面に貼りつけた断熱材「キューワン・ボード(アキレス製)」を用いた外張り断熱工法。

その断熱性能の高さが上記の受賞で認められたということでしょう。

環境設計の家

佐藤卓氏をフューチャーしCI計画進行中です。ローコスト系住宅会社から「環境設計の家」へのイメージ転換は、なかなか良い方向に進んでいると思われます。

そのほかの商品

そのほかの商品としては、一番新しい「プレスト(2017.09.30発売)」という商品があります。恐らくクラージュの廉価版という位置づけであると思われます。

このプレストの特徴は「外張W断熱で39.8万円」という性能とローコストの両方をバランスよく実現したところにあります。ローコスト系の名残だと思いますがコストを重視した充填断熱仕様の「コスパス」という商品もあります。

アエラホームの評判、口コミは?

巷の評判はおおむね以下のようなものがあります。

「結果からすると、家自体は大満足の家が建てられました。」
「モデルハウス内に防犯カメラが取り付けられていて監視されていたようです。」
「最終的な坪単価がチラシの価格とかけ離れたものになった」
「初めてあったその日に申し込みを迫られた」
「割高という印象はなく、追加費用もなかった」

ネット上で調査する限り、住宅系の会社の評判としては悪くないと思われます。

アエラホームがどのような会社であるのか予め情報を収集して、それからアエラホームの門を叩いた方々にしてみれば、社員の対応も出来上がった建物も予想の範囲内だったということでしょうか。

口コミのまとめ

住宅系の会社なので「悪い」と評する書き込みは限りがありません。

金額的なものに関しても「最終的な金額はチラシの価格とかけ離れていた」というようなご意見はどこのローコスト系の住宅会社の場合でもあります。

チラシに書かれている「坪単価」は注意書きに「本体価格」などがあり、含まれていないものが大きいですから。簡単に言えば安く見せかけるための価格でしかありません。

デメリットは?

アエラホームに関するネガティブな書き込みで特徴的なものに「初めて訪問したその日に建築の申し込みを迫られた」というものがあります。

実際に筆者は体験してませんが、アエラホームさんの営業スタイルとしてはまずアンケートだけでなく「申し込み書」を記入しないと、そこから先に進まないようです。

CI計画がどの程度社内に浸透しているか不明ですが、まだまだローコスト系の感覚が抜け切れていないように感じられます。

もう一つ気になることは、「環境設計の家」を標榜しイメージ戦略を計っているのですが、その方面でトップを行く会社と比べると「環境」面での活動が少々さみしいように感じられます。

プレスリリースや会社のホームページ上で公開されていない活動もあるのかもしれませんが、イメージ戦略の一つであれば通常は些細なことでも大々的に発表するはずです。まだまだCI計画はその途上にあるということなのでしょう。

設計(デザイン)がイマイチ」であるとか、「営業マンや現場監督の対応が納得いかない」というところはローコスト系の住宅会社ではありがちな部分です。ローコスト系に住宅を依頼する場合はあまり多くを求めてはいけません。

性能の良い建物をそこそこの価格で手に入れるとしたら、候補の一つとしても良いのではないでしょうか。ただし、デザインなどは施主が頑張らねばならないでしょう。

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