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アイフルホームの企画住宅と間取り

アイフルホームは基本的に注文住宅を中心としており、参考とするプランをネット上でも数多く閲覧することができます。なお、アイフルホームはメートルモジュールを採用していますので、参考プラン図に寸法線がない場合でも、グリッドマスをカウントするだけで、間口や奥行き、そして面積も簡単に計算できます。

では、アイフルホームが特徴としているローコスト住宅のプランには、どのようなものがあるのかチェックしてみましょう。また、ローコスト住宅が出来る理由や手法などについても参考プランを元に説明していきます。

 
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アイフルホームの間取り図の例

間りNo-291:2階建て 4LDK/工事床面積129m2

出展:アイフルホーム

このプランは、ローコストの建売住宅でも良く見かけるタイプで、特徴も提案もなく、単にローコストコストだけを目的としたものでしょう。間取りと室数だけを見ると大きく感じませんが、延坪は39坪あり決して小さい家ではありません。

この間取りを910mmモジュールに置き換える32.3坪となり、同じ39坪でプランニングすればもう一部屋増えて5LDKとなります。メートルモジュールのグリッドだけで設計した場合の欠点と言えるでしょう。

間取りNo-310:2階建て 3LDK/工事床面積152.5m2

出展:アイフルホーム

このプランは、工事床面積の特徴をよく表わしています。工事床面積とは、文字通り工事をする部分の面積ですが、業者によって若干のその適用範囲が異なっています。アイフルホームでは、下図の玄関ポーチ、2階の吹き抜け、バルコニーが含まれています。

これらの合計面積は約16m2ほどになりますから、一般的な屋内面積をカウントする計算方法よりも、このプランのでは1割以上が増えていることになり、ローコストの価格表示に一役買っています。

間取りNo-300:2階建て 3LDK/工事床面積132.5m2

出展:アイフルホーム

このプランもローコスト住宅の特徴を良く表わしており、最低限の間取りと住設備、そして何よりも最低限の建具類の取付としています。なお、各個室が和室と表現されていますが、純和風ではなくクロス貼りの和室となります。

このようなプランではユーザーの希望に合わせて、アレンジすることが簡単で、階段下のスペースをパントリーに、2階の和室を2部屋に分割、そして2階の階段ホールはアレンジ次第で飾り棚や本棚にすることもできます。いずれにしても、住宅機能を完結させるのではなく、融通性を持たせ不要なものを省略することもローコスト住宅の手法になります。

間取りNo-265:2階建て 4LDK/工事床面積131.18m2

出展:アイフルホーム

外壁部分の凹凸をなくし、下屋をなくした総2階建てで、ローコスト住宅の典型的な手法です。標準的な夫婦と子供二人の家族に必要な機能とスペースを満足させていますが、生活が楽しくなるような提案は見られません。住み手側の何らかの工夫が必要でしょう。

間取りNo-264:2階建て 1LDK/工事床面積128.63m2

出展:アイフルホーム

ローコスト住宅の決定版です。現実的には、この状態では一般的な生活は出来ないと思いますが、夫婦二人や子供がまだ幼い場合には、このような思い切ったオープンスペースでの生活スタイルもありかもしれません。

間仕切りのないスケルトン状態ですから、ここからのアレンジは様々なことが可能になります。恐らく中央の納戸は、構造的に重要な役割を果たしていると思われ、上手な手法だと思います。

間取りNo-317:2階建て 3LDK/工事床面積148.96m2

出展:アイフルホーム

このプランは、どこかのモデルハウスプラン用に企画・設計したものではないかと推測しています。アイフルホームらしくない外部の凹凸、土間リビングの採用、2階の渡り廊下や緑化バルコニー、これらには住空間を楽しむ提案があります。

アイフルホームでも、このような注文住宅が可能だと言うことですが、このような場合には結果としてローコスト住宅とはならないでしょう。

アイフルホームの間取りに関するまとめ

以上のように、アイフルホームの参考プランを見てくると、やはりローコストのメリットを最大限に生かすことを考えた方がいいと思います。具体的には、参考プランの中から、敷地条件や生活スタイルに合ったものを選び、それを叩き台にしてアレンジは最小限最に抑えることです。

そして、出来ればリフォームでは改良が難しい構造躯体や断熱・省エネ性能などの住宅の基本性能をグレードアップしておくことを勧めます。

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