住宅性能見る上で基本中の基本となる「Q値とC値」。Q値は断熱性をC値は気密性を表し、それぞれの数値によりその住宅がどれだけ性能が高いかを知ることができるものです。
この数値は住宅メーカーごとに発表されており、パナホームもまた同様に参考となる数値が存在します。住宅性能を知ることができるため、重要視されることの多いこの数値ですがパナホームでは少し考えが違うようです。
その基本となるパナホームの「Q値とC値」、それぞれの性能を見ながらご紹介いたします。
パナホームの断熱性の評判は?
2.7
これはパナホームの「Q値」つまり断熱性として言われている数値です。数ある国内の住宅メーカーによるQ値の平均値が約1.5、数値は低ければ低いほど断熱性の高さを表すのでパナホームがそれほど高い数値でないことが分かります。
しかしながらこれは目安。パナホームは独自の断熱性を各住宅に手掛け、高断熱を実現しています。その独自の高断熱への取り組みをご紹介します。
パナホームの断熱性への取り組み
PURETECH(ピュアテック)
住宅を覆うように壁の内部に埋め込まれている断熱材。熱を遮断することで少ないエネルギーで温度を保つことができるようになります。「天井」「外壁」そして「基礎部分」へとこの断熱材を使用し、家全体の温度の上下を減らします。
樹脂サッシ&複合ガラス
複雑な構造の樹脂サッシと金属膜を取り付けた2層ガラスでも断熱性を確保。一般的な窓ガラスは大きくなればなるほど熱が逃げてしまい窓の近くにヒンヤリとした感覚を覚えることがあります。パナホームが送るこの複合ガラスで高い断熱性を実現し、部屋の熱が逃げるのを抑えることで冬場の窓際も快適な場所へと変わります。
パナホームの気密性の評判は?
パナホームは断熱性こそ数値が分かっていますが、気密性つまり「C値」に関しては正確な数値が出されていません。
C値の測定が廃止されたことも理由の1つかもしれませんが、気になるという方は一度相談してみるのがいいでしょう。しかしその際、オプション料金として費用が掛かることになる可能性があるのでご注意ください。
パナホームの気密性への取り組み
「C値」の正確な発表を行っていないパナホームは気密性への取り組みを断熱性と共に行っています。それが上の断熱性の所でもご紹介している「PURETECH(ピュアテック)」です。
家を囲むように独自の断熱材を敷き詰めることで、高い気密性も確保。
この気密性と断熱性をはじめ、換気、調湿をもって「バランス」とし、独自の快適空間の設立を行っています。
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パナホームの電気代の評判は?
断熱性・気密性がどれだけ電気代に影響を与えるのか、それは利用者の評判で見ることができます。
月々の電気代はその月ごとにばらつきがありますが、比較的安くあがると言われています。利用者の中にはこの電気代を見てパナホームを選んだ人もいるほど、「Q値・C値」は必ずしも大きな問題ではないのかもしれません。
バランスによる効率のよい冷暖房効果
断熱性と気密性、そこに空気環境を整える換気と調湿が加わることで「バランス」が完成するのがパナホームの特徴。高断熱と高気密だけでは計り知れないのです。
まとめ
「Q値・C値」に確かな数値が必要という人、そこまで必要性を感じないという人。実はこの数値には様々な意見が存在します。
とはいえ数値を求めることは悪いことではありません。何よりも住宅それぞれで数値にも差が出てしまうので、気になるのならまずは相談してみることをおすすめします。