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タマホームの建売住宅

タマホームの建売住宅価格は、標準本体価格、オプション価格、付帯工事等価格に分類されています。この中で、標準本体価格は同社の特徴である施工面積当たりで算出されており、ある建売住宅では25.8万円/坪としていました。

この建売住宅では、施工面積47.60坪で標準本体価格が1,228万円、オプション価格が44.3万円、そして付帯工事等の価格を含め、合計で1,678万円となっていました。つまり、総額の施工面積当たりでは、35.25万円/坪となります。

建売住宅で、この施工面積当たり35.25万円/坪は驚きの価格ですが、これらの価格の中味や値引きの有無などを、口コミ・評判などを参考にチェックしてみましょう。

 
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タマホーム建売の坪単価は?

上で書いたように、タマホームの標準本体価格は実質的な延床面積ではなく、施工面積での算出となっています。

上に挙げた例では、施工面積47.60坪に対して、実質的な延床面積は39.47坪となっていましたから、延床面積で算出すると施工面積当たりの25.8万円/坪が31.11万円/坪となります。

この例では、施工面積が延床面積より20%ほど増えていますが、他のプランなどを見ると10%前後ほどが平均的なもののようです。ですから、上の施工面積当たり25.8万円/坪を前提とするなら、延床面積当たりでは28.38万円/坪ほどがタマホームの平均的な標準本体価格となるのでしょう。

なお、上のオプション価格44.3万円には、食洗機やサッシ面格子などとなっていますが、比較的少ない方だと思います。そして、オプションを含めた延床面積当たりの坪単価は、32.23万円となり、全てを含んだ合計で算出すると42.51万円/坪となります。

この坪単価でも十分に安いと思いますが、ローコスト住宅ではあり得るかもしれません。

ただし、最近は上の25.8万円/坪と言う表示は見かけることがなくなり、建物本体総額で表わしているようです。そして、他の口コミや評判からは、標準的な建売住宅での最終的な引き渡し価格は、施工面積当たりで35万円/坪前後になっていました。

これに上の10%を適用して延床面積当たりに換算すると42万円/坪となりますので、この辺の数字が一つの目安になるかもしれません。いずれにしても、十分に安く、価格の割にはいい仕様だと言う口コミも納得がいくものです。

タマホームの建売の値引きは?

タマホームでは、値引きが一切ない、という口コミがあり、事実だとすると非常に分かりやすい、と言う気がします。つまり、値引きが出来ないほどにギリギリの価格設定をしていると言うことなのでしょう。

相見積りで競合する時、見積書の最終項目で大きく値引きしているものもありますが、その値引きの根拠が不明で却って不安を抱かせるよりは安心できるかもしれません。

タマホームの建売の評判、口コミは?

価格のわりにグレードが高く、圧倒的に安い

口コミで一番多いのが、この評価です。他社の同グレードでは、一つあるいは2つ上の価格帯になる仕様で、満足しているとのこと。その一方では、比較的目につきにくい部分では最低グレードの設備が使われているとの口コミもあります。

グレードの良し悪しは主観的な判断もあり一概には言えませんが、やはりユーザーが仕様の一つ一つをカタログや展示場などでしっかり確認しておくことは必要でしょう。そして、品質不足と感じる部分をオプションでカバーしていくことも必要だと思います。

口コミでは若いユーザーが多く、中には20代の方もおられ、外観やデザインにはこだわらず、まずはシンプルでローコストを基本にして、そこから自身が望むオプションを付けてもらったが、他社に比べても圧倒的に安かった、と言う評価がありました。このように明確な意図をもって選ぶ場合には、タマホームは有力な候補になると思います。

打ち合わせ通りにならない

タマホームの建売分譲はいわゆる売建住宅で、ユーザーが見つかった段階でセットされているプランのアレンジ、あるいはオプションなどを加えて契約し、着工へと進めるケーズがほとんどです。これは、同社だけでなく多くの建売業者が取っている販売手法でもあります。

この売建住宅の手順は、ほとんど注文住宅と変わらないもので、打ち合わせが進まない、せっかく打ち合わせしたのにその通りに仕上がらない、などの口コミを見かけます。これなどは、ローコストで人件費が掛けられない、あるいは担当者当たりのノルマが多いなどの影響かと感じてしまいます。

高級感に欠ける

これもタマホームの口コミに比較的多いものです。ですが、ローコストではある程度は仕方のないことだとも思います。ローコストと言えども住宅に必要な耐震や省エネなどの基本性能は確保しておく必要がありますから、必然的にデザイン的な部分にしわ寄せがきて、特に外観上はシンプルなものとなります。

ですから外観形状や仕上材にこだわり、高級感を出そうとするとオプション価格が跳ね上がり、タマホームを選んだ意味がなくなります。その場合は、他社を選ぶ方がいいでしょう。

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