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三井ホームの商品ラインはがどんなもの?間取りでわかる住みやすさ

三井ホームの商品群は豊富で、HP上ではそれぞれの参考モデルプランがコンセプトと共に紹介されています。

また、毎年のように新商品を発表しており、商品構成は増える一方です。ですから、ここで同社の全商品を紹介することは出来ませんが、代表的なものをいくつか選んで紹介してみましょう。

 
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三井ホームの間取り図の例

Oakley:2階建て 3LDK+アトリエサロン

延床面積:232.98m2(70.47坪)

出典:三井ホーム

さすがに、延床が70坪にもなると豊かな住空間が可能で、そこに住まう住生活の豊かさが感じ取れる間取りです。なお、これくらいの内容や規模になると、○○LDKと表示することにあまり意味がありません。

主寝室の余裕ある広さは、単に寝室だけでなく夫婦のくつろぎの空間としても十分なものです。また、エントランスと繋がるアトリエサロンは、近隣の知人・友人とのおしゃべりを楽しむ、あるいは趣味仲間と楽しむ空間にも利用できるでしょう。

ひとつ気になる点としては、この間取りから想像できる生活スタイルで1階にバスルームが必要なのかと言うことで、2階に設けるべきではないでしょうか。

なお、Oakley(オークリー)のコンセプトは、夫婦が楽しめる住まい、大人が心から満足できる人生の舞台、などとしており基本プランはなく、設計コンサルタントが一人ひとりの夢の住まいを実現する、となっています。

Oakley:2階建て 4LDK

延床面積:146.13m2(44.20坪)

出典:三井ホーム

これもOakleyシリーズの参考プランですが、上のプランに比べて一般的な延床面積になっています。上のプランでは想定できる生活スタイルから2階のバスルームの方が良いと書きましたが、このプランでは使いやすい2階にレイアウトされています。

全体的なレイアウトや動線は標準的なものだと思いますが、家事コーナーや和室のアトリエスペースなどの生活提案も感じられます。

WestWood:2階建て 3LDK

延床面積:132.43m2(40.06坪)

出典:三井ホーム

WestWood(ウェストウッド)のコンセプトは、アーリーアメリカンのたたずまいと西海岸の明るい暮らしとなっています。特徴としては、2階が屋根裏となっていることで、同社のダブルシールドパネル(DSP)の利点が生かされています。

この屋根裏(ATTIC)空間は、勾配8寸の屋根が作るもので、高いところでは天井高が3メートルにもなり、屋根面に取付けられたドーマー窓やトップライトと合わせて、雰囲気のある明る空間になっていると思います。

このプランでは、リビング上部が屋根裏まで吹き抜けになっているため、天井高6メートルの大空間となります。そして、2階通路から見下ろす吹き抜け空間も魅力的だと思います。また、玄関ホールを介した1階の寝室とサニタリー部分との動線や床の仕上げも特徴的で面白いと思います。

VENCE:2階建て 3LDK+アトリエサロン他

延床面積:219.97m2(66.54坪)

出典:三井ホーム

VENCE(ヴァンス)のコンセプトは、自分らしさを美しく表現し、毎日を輝かせる、としています。少し分かりにくいですが、家にも自分の生き方や価値観を表現し、人生を豊かにすることのようです。

全体的なイメージは、白い外壁と窓上部のアーチなどで優美さを表現しており、フレンチスタイルの家としています。

このプランも〇〇LDKと言う表現が難しい間取りで、アトリエサロンやヌックだけでなく、2階のドレスルームなどもあり、ヴェンスのコンセプトを表現したものでしょう。

VENCE:2階建て 3LDK+アトリエサロン他

延床面積:269.87m2(81.63坪)

出典:三井ホーム

これも〇〇LDKと表現することに全く意味がありません。広いエントランスとアトリエサロン、食品庫(Pantry)や貯蔵庫(Storage)などは十分なもので、2階の小さなキッチンを備えたプライベートリビングも個性的で非常に贅沢な空間の利用だと思います。

このクラスになると欧米でもミドルクラス以上になるのではないでしょうか。

NATURAL HYGGE STYLE:2階建て 3LDK

延床面積:110.88m2(33.54坪)

出典:三井ホーム

このNATURAL HYGGE STYLE (ナチュラル・ヒュッゲ・スタイル)は、2018年に発表された商品です。

インターネット環境の中で育った最初の世代(30?40代)を対象にして、高性能とコストパフォーマンスの高さで新しい暮らし提案型の商品とし、コンセプトは、もっと家を楽しむ、としています。

天然木を多用したナチュラルなインテリアや、DIYで内壁の塗装や棚を取り付けるスペースを用意するなどの新しい試みも行われています。

そして、それらのインテリアや間取りをiPadなどのツールでユーザー自身が楽しめるようにもなっています。さらに、ベースプランは間口と奥行によって金額が固定されており、色々と新しい試みが見られます。

なお、ハード部分としては、同社のプレミアム・モノコック工法に太陽光発電システム(3kw)を標準装備し、将来のゼロ・エネルギー住宅にも対応可能としています。

この間取りはプランの一例で、無駄のない合理的なものとなっています。延床面積が33坪ほどですから、多くは望めませんが、収納スペースや動線にも十分に配慮されていますから、夫婦と子供二人の家族構成なら標準的な間取りだと思います。

この商品の特徴のひとつである、玄関ホールと一体化したリビングと屋外テラスとの繋がりは、同社の提案しているテラスリビングを表わしているものでしょう。

三井ホームの間取りに関するまとめ

三井ホームの各商品や参考プランを見ると、やはりグレードの高さを感じさせるものです。

比較的コストを押さえたナチュラル・ヒュッゲ・スタイルのものでも、実生活に必要な収納などは十分に計画されており、動線も家事作業に配慮したものとなっています。これなどは、三井ホームとして譲れないスタンスなのでしょう。

ナチュラル・ヒュッゲ・スタイルの発売で、ミドルクラスからハイクラスまで揃ったといえますが、その設計の内容や品質は一定以上のレベルを確保しているため、可能であれば選択肢にいれておいた方がいいと思います。

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