理想的なのは少ない力で大きな効力。夏は涼しく、冬は暖かくというのをどれだけの力で維持できるかという事です。住宅選ぶの際にはそんなところにも注目したいものですが、パッと目で見て簡単に分かるものではありません。
そこで「Q値とC値」の出番です。これは住宅性能を見る上で重要となる数値で、ヘーベルハウスの性能がどれだけのものかを見ることができるのです。
是非とも契約前にしっかりと確認しておきたいこの項目、「Q値」「C値」それぞれの意味も含めてヘーベルハウスの住宅性能をご紹介いたします。
ヘーベルハウスの断熱性の評判は?
「断熱性」とはすなわち熱を遮断する力で、主に断熱材と呼ばれる素材を家中に張り巡らすことで実現します。この性能は「Q値」として数値化されており、低ければ低いほど性能が高いとされています。
ヘーベルハウスのQ値
ヘーベルハウスは断熱性を強く打ち出している住宅メーカーであり、オリジナルの構法として「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」を採用しています。これは「屋根」「壁」「床」といった家を形作る場所に特性の断熱素材を使用し実現する構法。
それぞれの場所に合った断熱材をいくつも重ねることで高い断熱性を作り出しています。
これにより実現する断熱性を表す「Q値」、実は公式にははっきりとした数値が表示されていません。というのもこの数値は各住宅により若干の誤差が生じるからです。しかしながら建設省により定められている「次世代省エネルギー基準」はクリアしていると発表されており、一説には「2.5」という数値が平均とされています。
ヘーベルハウス断熱性の評判
断熱性は公式サイトでも自慢の取り組みを発表している通り、利用者の間でも高い評判を獲得しています。一見すると分からない取り組みですが、オリジナルの構法と「ヘーベル」という高い断熱性を持つ素材を家中に使用することでしっかりと注目を集めています。
特に評判が高いのはこのオリジナルの構法が半世紀に渡り維持するというもの。長きに渡って快適に暮らすことができるのは、誰にとっても大きな味方となるようです。
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ヘーベルハウスの気密性の評判は?
「気密性」が表すのは「相当隙間面積」、つまり住宅に存在する隙間の量です。隙間があるということは空気の出入りが可能になるということ、つまり冬ならば暖めた空気が出てしまい夏ならば冷やした空気が出てしまうというものです。もちろん外からの出入りもあります。
ヘーベルハウスのC値
気密性は「C値」として表示され、断熱性と同様低ければ低いほど高い性能を発揮します。しかし実はヘーベルハウスではこの数値は発表されていません。「もしかして自信がないのでは」と思うかもしれませんが、実際は逆です。
「C値」を発表しないのは平成21年に省エネ法が改正されこの項目が廃止されたことに由来します。なぜそうなったのか、それはいずれの住宅メーカーも当初定めていた気密性をクリアしていたから。つまりそれが基準となり始めたからです。
ヘーベルハウスも同様に気密性に関しては安心できるはずです。
ヘーベルハウス気密性の評判
断熱性とは違い公式サイトであまり触れられていない気密性。安心できる基準にまで登っているはずですが、やはり知ることのできない「不安」というものが付いてまわります。
利用者が不安を感じたのは「営業所の場所」。実は関東より上の地方にはヘーベルハウスの営業所が置いてありません。それが何を指すのかは分かりませんが、日本の上の地域ではあまり大きく活動していないのです。
それでもそれ以外の地域では広く活躍、「住宅性能」「アフターサービス」などで高い満足度を誇っているので確かな性能があるのは事実のようです。
ヘーベルハウスの電気代の評判は?
断熱性が高いということは少ないエネルギーで快適さを保つことが可能ということ。つまり電気代にも直接繋がる家庭において重要な要素となります。
事実電気代に関しては良い評判が多く見られます。その中でも特に「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」、通称「ZEH」を導入した家庭では電気代に関する心配がほとんど無くなったという声も見られます。
しかしながらこの「ZEH」、導入には太陽光発電の設置など各家庭でエネルギーを創ることが大前提となっておりそれ専用のプランも考えなければいけません。
少々最初のハードルが高くなりがちですが、より快適性を求めるのならこのシステムを導入するのも1つの手ではないでしょうか。
まとめ
住宅性能を見る上での基準として、Q値・C値は必要なことです。しかし数値の平均を見ることはできても、あくまでそれは平均。家ごとに数値は若干異なりを見せます。
必要なのは数値以上に断熱性や気密性への配慮です。ヘーベルハウスがどんな対策を講じていて、どれだけの力を確保できているのか、それを知ることが良い住宅探しに繋がります。
もしどうしても数値が気になるのなら担当者に相談してみるといいでしょう。その際に測定となると別途料金が発生してしまうかもしれないので、その辺りもご確認を。