ヘーベルハウスで太陽光発電！気になる価格と評判そして売電収入

ヘーベルハウスが手掛ける数あるプランの中に「ロングライフZEH」というものが存在します。これは住宅性能や自宅でエネルギーを作り出すことにより省エネを実現する「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」、通称「ZEH」を取り入れたプランです。

この中で作り出すエネルギーとして挙げられているのが太陽光発電。ヘーベルハウスでもこの太陽光発電による活動が進められているのです。

太陽光発電を付けるとなると気になるのがその価格や売電収入、ではそれらを利用者の評判と共に見ていきます。

ヘーベルハウスの太陽光発電の評判は？

太陽光発電の設置にはヘーベルハウスも他メーカー同様に莫大な費用が掛かります。もちろんその他様々なメリットは存在しますが、実際に利用した人の意見はどうなのでしょうか。

利用中は良し、しかしメンテナンスに難ありか

太陽光発電を利用する時に感じるメリットはやはり売電収入。そして家族の電気に関する意識の高まりも感じるようです。エネルギーを自宅で作り出し利用する「ZEH」システムは比較的良いイメージが多く、初期費用に目を瞑れば後は楽になるといったところです。

あまり良くない印象として挙げられているのはメンテナンスの部分。10年保証といったアフターサービスもしっかりと付いてくるのですが、それ以降のメンテナンスでまた莫大な費用が掛かることもあるそう。

メーカー側は30年に渡る無料点検を実施するなど対応をしていますが、利用者の中にはその期間内にも関わらず費用が掛かってしまった、という声も聞こえてきます。

利用中の問題は少ないとしてもこの曖昧なメンテナンス、保証に苦言を呈する人もいるようです。この辺りは相談の時に確証を得られるよう話を聞いておく必要があります。

ヘーベルハウスの太陽光発電の価格は？

「ZEH」プランを採用するに至り必要になるのが太陽光発電とエネファームなどの給湯器。どちらもエネルギーを作り出す力が高く、家庭にも環境にも配慮したシステムです。

しかしこの両方を導入するとなると莫大な費用が掛かり、購入の際に頭を悩ませます。

太陽光発電設置費用

太陽光発電の設置に掛かる費用は約200~300万円。給湯器は約80万円といずれも高額。今後のことを考えればお得になるのかもしれませんが、やはり悩んでしまいます。

しかし太陽光発電はほとんどの場合無料取り付けを実施しており、費用はその後の毎月の支払いとなるのです。この時に売電収入によるローン支払いとなり、上手くいけば実質0円も夢ではない、というのが宣伝文句。

これを考えれば決して損はしないように感じますが、もちろん毎月同じ額の発電量となるわけではありません。

保証、メンテナンス

上でもご紹介している通りメンテナンスでは少し悪い評判が目立ちます。

ヘーベルハウスは「ロングライフプログラム」というものを打ち出しており、60年間に渡る住宅保証を行っています。しかし実質無料となるのは30年まで、それ以降は責任を持ってメンテナンスを行うもののしっかり費用はいただきます、というものです。

太陽光発電も同じように30年までは「メンテナンスフリー」として活動しており、その期間中を耐えきる防水加工も施されていると言います。しかし実際にはその期間中の費用の発生があるとして度々話題に上がるのです。

「10年のメーカー保証」「30年メンテナンスフリー」と聞こえは良いかもしれませんが、もし購入を考えているのなら詳細な相談をすることをおすすめします。

ヘーベルハウスの太陽光発電の売電収入はどうなの？

実際に得られる売電収入がいくらなのか、それが一番重要な要素であることは間違いありません。ある人はヘーベルハウスで相談した際に「毎月2万円の売電収入が得られます」というセリフを聞いたと言います。

ヘーベルハウス太陽光発電の売電収入

毎月2万円の売電収入は宣伝文句として少し大げさに言ったところもあるはずです。実際には毎月1万円前後が現実的なようで、1年で10万円前後という家庭が多いようです。長期的に使用するものなので、10年で100万円、20年で200万円、30年経つ頃には初期費用を返し終えるという計算になります。

売電収入は地域差や時期による違いも大きいので、一概に毎年同じ額とは言い切れません。そしてヘーベルハウスだけでなくどのメーカーの太陽光発電も同じように、10年後の買取価格に変化があるのか無いのかで不安視されています。

敬遠してしまう人の中にはそういった、将来的な事を考えている人も少なくありません。

まとめ

メンテナンスや保証など少し不安な部分もありますが、ヘーベルハウスが提案するのは家庭や環境への影響という部分。目を向ける場所が実は少し違うのかもしれません。

もちろん初期費用やメンテナンス費用といった部分も大事、しかし長期的に見れば決して損だけでは終わらないはず。いずれにせよ、検討しているのならまずはしっかりと細かい部分までを契約前に聞いておくことが必要です。