住宅の構造には、主に木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造の3種類が挙げられます。
構造によって平均的な坪単価は異なり、低い順から木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造と言われています。
今回は、鉄骨住宅の坪単価についてみていきましょう。
【ランキング】鉄骨住宅のハウスメーカーで坪単価比較!
鉄骨造は、多くのハウスメーカーで採用されていますが、それぞれ特徴や費用が異なります。
定評のあるハウスメーカーの中から、坪単価で比較してみましょう。
坪単価が安いハウスメーカー5選
1.ワイドビルド
坪単価の目安:42.8万円~
重量鉄骨造鉄骨住宅専門の会社であり、コスト
抑えるノウハウを駆使して低価格を実現しています。
2.ダイワハウス
坪単価の目安:40~80万円
重量鉄骨造・軽量鉄骨造規格住宅とすることで、コスト
を抑えています。
3.パナホーム
坪単価の目安:50~80万円
重量鉄骨造・軽量鉄骨造
リーズナブルなシリーズの住宅は、パネルの幅に合わせた設計となるため設計に制約がありますが、その分低コストを実現しています。
4.サンヨーホームズ
坪単価の目安:55~75万円
軽量鉄骨造
長期優良住宅のため、税制面の軽減や控除などが受けられるために費用を抑えることができます。
5.トヨタホーム
坪単価の目安:40~80万円
軽量鉄骨造
自由設計ではなく、規格設計にすることで、コストを抑えています。
坪単価が高いハウスメーカー5選
1.ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)
坪単価の目安:80万円
重量鉄骨造
2.セキスイハイム
坪単価の目安:65~75万円
軽量鉄骨造
3.ミサワホーム
坪単価の目安:65~75万円
重量鉄骨造
4.へーベルハウス
坪単価の目安:65~90万円
重量鉄骨造
5.積水ハウス
坪単価の目安:50~80万円
軽量鉄骨造
【ランキング】鉄骨住宅の工務店で坪単価比較!
坪単価が安い工務店3選
1.三浦工務店 坪単価の目安: 30~40万円
2.穴吹工務店 坪単価の目安:30~50万円
3.藤木工務店 坪単価の目安:30~50万円
坪単価が高い工務店3選
1.一条工務店 坪単価の目安:55~70万円
2.細田工務店 坪単価の目安:50~70万円
3.木下工務店 坪単価の目安:40~70万円
ハウスメーカーや工務店などの資料を1度でまとめて集めるならタウンライフ家づくりがおすすめです。
質問に回答していくだけで、条件に合う業者から間取りプランや概算見積もり書が届き、比較・検討しやすく情報収集が捗ります。
鉄骨住宅|坪単価の内訳を教えて!
鉄骨住宅の全国の坪単価平均は、60~90万円と言われています。
鉄骨住宅は、使用される鉄骨の厚みにより、重量鉄骨と軽量鉄骨に分けられます。
材料の厚みが6mm未満のものを軽量鉄骨といい、6mm以上ものは重量鉄骨といいます。
軽量鉄骨か重量鉄骨かによって金額も変動します。
さらに、総費用は、住宅の本体工事費用、駐車場や庭などの外構工事費用、建築するための役所への申請費や登記費用などを含む諸費用を合計した金額になります。
鉄骨住宅の坪単価の平均ってどれくらい?
注文住宅
間取りから仕上げなど、すべてをオーダーメイドで建てることができるのが、注文住宅です。
このように、手間暇のかかる注文住宅は、坪単価も高めになります。
仕様にもよりますが、90万円前後だといわれています。
建売住宅
すでに完成された住宅を買うのが、建売住宅です。
間取りや仕上げを選ぶという自由度がなくなる分、注文住宅と比較すると多少坪単価は低くなる傾向にあります。
こちらも、仕様によりますが、70~80万円前後だといわれています。
鉄骨住宅の坪単価って高いの?他の住宅と徹底比較!
住宅には、鉄骨造の他、木造と鉄筋コンクリート造といった3種類の構造が主に使用されていますが、それぞれの坪単価を比較してみましょう。
まず、鉄骨造の坪単価目安額は、60~90万円といわれています。
次に、木造の坪単価目安額は50~60万円、鉄筋コンクリート造の坪単価目安額は70~80万円といわれています。
このことから、鉄骨造の坪単価目安額は、主に住宅に使用される構造の中では中間にあるといえます。
鉄骨住宅の種類によって坪単価に違いはある?!
鉄骨は、使用される鉄骨の厚みによって、重量鉄骨と軽量鉄骨に分けられます。
重量鉄骨は、厚みが6mm以上のものをいい、主に大規模な建築に用いられます。
ラーメン構造という、柱と梁のみで構成される工法によって、大きな空間を作り出すことが可能です。
軽量鉄骨は、厚みが6mm未満のものをいい、主に住宅や小規模な店舗などに用いられます。
柱と梁、柱間に斜めに入れるブレースと呼ばれる筋交いによって構成されます。
木造での構造部材が、そのまま鉄骨になったとイメージすると良いでしょう。
では、重量鉄骨と軽量鉄骨によって、坪単価に違いはあるのでしょうか。
厚みが厚くなるほど、材料の費用は高くなります。
そのため、重量鉄骨のほうが軽量鉄骨よりも坪単価が高くなる傾向にあります。
また、税制の面でも差があります。鉄骨造の減価償却年数は3段階に分かれています。
鉄骨の厚みが3mm以下のものは19年、3mmを超え4mm以下のものは27年、4mmを超えるものは34年と、材料の厚みによって年数が変わります。
まとめ
記載した坪単価はあくまで目安であり、仕様によっては大きく異なる場合があります。
メーカーそれぞれの特徴を吟味した上で、建設するメーカーを決定しましょう。