ヘーベルハウスと言えばすぐにあのマスコットが頭に浮かぶ人もいるはずです。それぐらい有名なキャラクターで、同様に住宅メーカーとしても高い知名度を誇ります。
ヘーベルハウスの設立は1972年。2022年で半世紀となる歴史の長い住宅メーカーです。それだけ活動も多く、歴史の分だけの技術力を持っています。そして価格の高さも国内トップクラスです。
しかしながら購入者からすれば歴史は二の次、実際問題なのはどれだけ良い住宅を作ってくれるかではないでしょうか。ではヘーベルハウスのここでしか見られない特徴とはなんでしょう、そして評判・口コミにはどんなものが集められているのでしょうか。
ヘーベルハウスの特徴、メリットは?
まずはヘーベルハウスの基本的な情報をお伝えします。歴史の長い住宅メーカーだからこそ実現する特徴の数々、そしてヘーベルハウスを選択するメリットについてもご紹介します。
ヘーベルハウスの特徴
直線的な住宅
ヘーベルハウスのマスコットキャラクターを知る人なら良く分かるのではないでしょうか。ヘーベルハウスは性能や機能面の前に、特徴的な外観を表しています。
まるで箱のような直線的でシンプルな外観、これこそが一番の特徴ではないでしょうか。もちろん外観はいくつも展開されていますが、シンプルな外観を求めてヘーベルハウスを選ぶ人も少なくなく、人気の特徴の1つともなっています。
3階建て
都市型住宅の建設もヘーベルハウスが得意とするものの1つ。しかし都市となれば建設する場所にも制限があり、なかなか広くゆったりとした空間を実現することは難しいものです。
ヘーベルハウスはこのゆったりとした空間を都市部に建設、3階建てというタイプの住宅でそれを実現しています。
二世帯住宅のパイオニア
1975年にヘーベルハウスが発表したのが現在注目を集める住宅タイプ「二世帯住宅」。まさにパイオニアとして住宅メーカーを牽引する存在であり、40年以上にも渡る二世帯住宅の研究が理想の家を実現しています。
年齢層が高くなっている日本だからこそ、今こそこの二世帯住宅に注目が集まっています。
ヘーベルハウスのメリット
ヘーベルハウスを選択する際、明確なメリットがあれば参考になるはず。長い歴史を持つヘーベルハウスだからこその、知っておきたいメリットを簡単にご紹介します。
ロングライフプログラム
60年という長い点検保証が約束されているプログラムがあり、ここまで長いのはなかなか存在しません。
高い耐火性
ヘーベルハウスが送る会社名になっている外壁「ヘーベル」。特に耐火性が高いことでも有名な外壁です。
接客
営業マンや担当など、実際に購入者と関わる人への教育が行き届いているのも多く聞こえる特徴です。しかしこれはあくまでも多い意見というだけで、人という個人差が現れるものなので一概に100%とは言えません。
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ヘーベルハウスの評判、口コミは?
ヘーベルハウス利用者の評判・口コミも見ていきます。口コミだけが全てではありませんが、表面上の公式サイトでは知り得ない情報を知ることのできる貴重なものです。
これも100%信じ切るのではなく、あくまでも参考として心に留めておきましょう。
評判・口コミ
良い意見1「シンプルイズベスト」
二世帯を考えた時、どうしても大きく豪華な外観が目立ってしまった他の住宅メーカーとは違い、シンプルな外観こそが親の世代には受けるようです。
自分達以上に同居を渋っていた両親も、これならと引き受けてくれたのがヘーベルハウスでした。そして安心できる距離感もしっかりと作ってもらえてそれぞれの時間を楽しみながら、たまに皆一緒の時間を作ることもできています。
良い意見2「都会の真ん中で憧れの一戸建て」
仕事上どうしても都会の真ん中から離れられないので、しばらくは狭い家になるかなと諦めていました。しかしヘーベルハウスが都市型で3階建ての住宅建設にも定評があると聞いて相談。
内容にも納得できるものだったのですぐに決めました。都会の真ん中でも自然の光を取り入れられるという贅沢な暮らしを実現しています。
良い意見と悪い意見「長期保証は存在、でも・・・」
60年という長い保証があるのはヘーベルハウスを選ぶ理由の1つでした。でも実はこれ、無償となるのは30年まででそれ以降は費用が掛かってしまいます。
それでも長いことには変わり有りませんが、いざメンテナンスをお願いするとかなり高額な費用が発生してしまいました。
悪い意見1「断熱性に不安がある」
考えすぎ、というのもあるかもしれませんが事前の調査で断熱性への評判があまり良くありませんでした。幸い住む地域は東北といった寒い場所ではなかったのですが、それ以外でもやはり冬は寒いものです。
そうなるとエアコンの効きが確かにあまり良くないような気もしてきます。考えすぎかもしれませんが、大いに満足とは言い難いかもしれません。
悪い意見2「価格の高さ」
当初の予定では坪単価70万円を目安にしていましたが、あれよあれよと膨らんで結局は90万円を超えてしまいました。
それでもヘーベルハウスには性能でも住宅メーカーとしての名前の広さも信用していたので、結局その値段で契約。
でもよく考えると、ここまで高くなることはなかったんじゃないか、なんて思い始めています。
口コミのまとめ
良い意見もあれば悪い意見だって出てきます。100%良い物を作るのはほとんど不可能で、それを踏まえた上で最後は自分で判断しなくてはいけません。
ヘーベルハウスで挙げられる悪い意見はやはり価格面が多く挙げられている印象。しかしながらヘーベルハウスはそもそもが価格の高い住宅メーカーなので、実際には価格に納得している人も多いのも事実です。
良いとして挙げられているのはヘーベルハウスの掲げる「理想の家」の実現。通常の一戸建ても、二世帯住宅もいずれもヘーベルハウスの歴史の中で培った技術が全面に現れています。
ここでメリットを挙げたのならデメリットも簡単に紹介しておきます。デメリットだから「悪いもの」ととして捉えるのではなく「そういう一面もある」として捉えるのが良いかもしれません。
ヘーベルハウスのデメリット
断熱性・気密性への不安:寒い地域に営業所がないことでさらに不安を煽ることになっています。
外壁:ヘーベルという独自の外壁を採用していますが、これ以外に選択できません。
吸水性:ヘーベルは耐火性が高い反面、水を吸水しやすいという面も持ち合わせています。そのため防水を何重にも重ねる必要が出てきます。
価格:国内トップクラスの価格の高さはやはりネックになるようです。通常でも坪単価70~80万円が平均とされ、二世帯住宅ともなればさらに価格は上昇してしまいます。
まとめ
本当は自分の目と耳で全てを知ることができるのが理想なのですが、なかなかそれにも限界があります。そこでこうした評判や口コミを利用することで情報収集を行います。
しかしあくまでも個人の意見が集まってできた情報です。信憑性の高いものがあれば薄いものだってあり、特に人間関係が関わるものであれば個人差は大きくなります。
こうした評判や口コミはあくまでも参考に、見極めることが一番大切かもしれません。