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新築のコンセントの位置や数、高さで失敗しないためのポイントは?

コンセントは暮らしには無くてはならない小さくて大きな存在。でも心配する必要はなく、必ずいくつか標準で付いてくる設備です。

標準装備のコンセントはもちろん、オプションとして増やすことも可能。しかし暮らしに直結している設備ではありますが、どこにどう付ければいいのか悩んでしまう設備でもあります。

そこでどうすれば良い暮らしを実現できるか、新築での上手なコンセントの設置についてご紹介いたします。

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新築時にあると便利なコンセントの場所は?

まずはあると便利なコンセントの場所を簡単にご紹介します。中には見逃しがちな場所もあるので、よく確認しておきましょう。

・キッチン(調理台)
・ダイニング(テーブルに合わせた高さ)
・玄関
・洗面所(洗面台)

基本的にはどの部屋にもいくつかのコンセントが設置されます。しかし暮らす前に家具などを置いた後のことを想定するのはなかなか難しく、どこに設置すれば便利になるのか分かり辛くなっています。

想定していても「入居後にイメージ通り事が進まない」なんてことも少なくなく、いかに柔軟に対応できるかが鍵となるのです。

例えば、ダイニングなら基本のコンセントに加え、設置するテーブルの高さに合わせて少し高くコンセントを設置すれば、ホットプレートなどの設置にも非常に便利になるでしょう。

キッチンの調理台も同様で、調理台で使う比較的小さな電化製品などを使う場合に非常に頼りになること間違いなしです。

新築でコンセントの位置選びに関する口コミ!

続いてコンセントに関する口コミの紹介です。「○○していればよかった」という悪い口コミと「○○していてよかった」という良い口コミを見ていきましょう。

悪い口コミ(~していればよかった)

「失敗したくなくてオプションでいろんな所に追加しましたが、結局全てを使うことはありませんでした。あって困る物ではありませんが、使わない物があるということはそれだけオプション費用を無駄にしているということです」

「掃除機などで一番良く使うコンセントの位置が足元なので、その度にかがまないといけません。もう少し上に付けておけば楽になったような気がします」

「玄関で電気を使うことはないだろうと思っていましたが、いつからか来客が増え、玄関の飾り付けをはじめた時に必要なことが分かりました。付けておけばよかったと少し後悔しています」

「数が多いにこしたことはありませんが、エアコンのコンセントを定期的に外している我が家では、少しみっともなく見えてしまいます。単純に数を増やすのではなく、設置にもう一工夫あればよかったかもしれません」

良い口コミ(~していてよかった)

「どうしても足元に集中してしまうコンセントをわざと少し高い位置に設置すると、色々な作業がはかどってとても便利です」

「当初想定していた家具の配置が入居後早々に大きく変わりました。でもそれもまた念頭に入れてコンセントを多めに設置していたので、コンセントに大きな問題は発生しませんでした」

まとめると

入居してからの暮らしを想像することが難しい上に、入ってからの困惑も多いのがコンセント設置の難しいところです。実際に入居してから失敗に気付くという人も多くいるようですが、反対に無計画に設置し過ぎて使わない物も出てくるというケースもあります。

難しいのは事実ですが、必ず入念な計画が必要。コンセントの追加もただではないので、できることなら無駄な出費は避けたいところです。

コンセントの高さの目安は?用途別に紹介!

コンセントの設置にこだわるのなら、場所だけでなく「高さ」にもぜひこだわってほしいところです。よく使うコンセントが低すぎれば煩わしく、かと言ってただ高い位置に設置するのも見た目の問題が発生します。

設備ごとの設置が最も理想的!そのおすすめの「高さ」についてお伝えします。

掃除機

家庭内で使う頻度の高い家電で、その都度付け外しをするタイプが多い物。掃除機に合わせて腰の高さに設置しておくと作業が楽になるはずです。

テレビ

テレビにおすすめなのは床から約70~80センチあたりのコンセントの設置。壁に密着して使うタイプの家電なので、高めにコンセントを設置するとケーブルが床に垂れ下がることなく使えます。

エアコン

設備が設備なので、基本的には目線よりも高い位置にコンセントが置かれることがほとんどです。もしもプラグの付け外しを頻繁に行うのであれば、目線の位置に持ってくると楽になるでしょう。

電話

電話自体が簡単に手に取れる場所に置く物なので、それに合わせてコンセントも電話の高さにしておくのもいいのですが、これもまたしょっちゅう外す物でもないので、場所によっては足元、電話の位置、どちらもでも対応可能です。

コンセントの数の目安は?場所ごとに紹介!

具体的にどこにどれだけのコンセントを設置するのがいいのか、詳しい場所とその数についてもお伝えします。キッチンやリビングはもちろん、室外でも必要になるケースがあるのでよく確認しておきましょう。

キッチン

冷蔵庫、電子レンジ、オーブントースターなどコンセントを使う設備がとりわけ多いのがキッチンです。だからこそ標準に装備されているものに新たにいくつか加えることで、幾分家事もしやすくなります。

設置個数の目安:6~7個

リビング

リビングもまたキッチンと同じく電化製品の多い部屋です。テレビ、電話、家庭によってはオーディオ機器やゲーム機などが置かれ、さらに季節によってはこたつや電気カーペットを敷く家庭もあるはずです。

リビング単体でなら広くても6~7個のコンセントがあれば足りるかもしれませんが、リビングダイニングとなるとまた少し増やすことになるでしょう。

設置個数の目安:7~9個

寝室

寝室で使う主な電化製品は電気スタンドやパソコン、またはテレビを個別で置くことも考えられます。そして大事なのはスマホなどの充電機器で、できるだけ近くに置いておきたい人も多いでしょう。

設置個数の目安:4~5個

玄関・廊下

物をあまり多く置くことのない廊下には多くのコンセントは必要ありません。ただし全くのゼロというわけにもいかず、掃除機のためのコンセントぐらいは設置しておきたいものです。

玄関も同様で、家庭によってはほとんど必要としない所もあるでしょう。ただし中には電飾などを飾る人もいるので、1つぐらいは置いておいても損はないかもしれません。

設置個数の目安:1~2個

洗面所

洗面所に置く電化製品は洗濯機、家庭によっては乾燥機とあまり多くはありません。しかし洗面台に直接繋げるコンセントも必要で、ドライヤーや電気シェーバーの充電などに必須となります。

設置個数の目安:2~3個

トイレ

一見すると電化製品とは無縁のトイレですが、ウォシュレットを設置する場合にコンセントを使用します。なので最低でも1つは付けておくことをおすすめします。

設置個数の目安:1~2個

家の外

住宅設備に必要な物としては、給湯器や屋外露出給水管、床暖房熱源機などがありますが、これはあくまでも設備に合わせた基本の装備。別途付けることを考えるのであれば、駐車スペースの掃除用や庭の照明、防犯用設備など用途に合わせて設置する必要があります。家庭による差が大きな場所なので、よく考えて設置を検討しましょう。

設置個数の目安:3~5個(別途設置の場合)

新築のコンセントの位置と数の検討で注意すべきことは?

おすすめのコンセントの設置の仕方をいくつか紹介してきましたが、注意点もあるのでこちらもよく確認しておきましょう。

見た目を気にするなら高い場所ばかりはNG

コンセントが高い位置にあればそれだけ抜き差しも楽になりますが、常時付けっぱなしにする場所はコードが垂れ下がっている様子が見えてしまい格好悪くなってしまいます。

邪魔にならないよう配慮が必要

高い位置にあるコンセントから伸びるコードは時として生活の邪魔にもなってしまいます。垂れ下がり床を這うのならまだいいのですが、宙を横切るように伸びることにもなり兼ねません。小さな子供がいる家庭では危険も伴うので注意が必要です。

家具の真裏のデッドスペース

家具の裏に置けば配線が隠れてすっきりとした見た目にもなります。しかしコンセントと家具をくっつけることはできず、プラグの分だけ隙間を空けなければいけません。そこがデッドスペースとなり無駄なスペースにもなるので、家具の真裏の設置はよく考えましょう。

まとめ

より快適に暮らしやすさを求めた時にコンセントは重要な存在となります。基本的には壁に取り付けられることの多いコンセントですが、実は床や天井にも設置が可能。家の至る所に付けることができるので、よく考えて付けることをおすすめします。

ただ場所を増やすだけじゃなく、部屋のどこにどんな家具を置き、普段どんな使い方をするのか、家族と話し合うことで見えてくる使い方もあるかもしれません。

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