住宅メーカーのことを良く知るにはやはり実際に利用した人の話を聞くのが一番。本当は自分の目で見るのがいいのでしょうが、情報収集もまた大事な戦略の1つです。
事前に良い事、悪い事を頭に入れておけば、突然のハプニングにも冷静に対処ができるはず。もちろんハプニングは起こらないにこしたことはありませんが、いついかなる時も対策を考えておいて損はありません。
スウェーデンハウスの実情を良く知るためにも、まずは評判・口コミでしっかりと事前準備をしておきましょう。
スウェーデンハウスの特徴、メリットは?
まずはスウェーデンハウスの基本となる情報をお伝えします。いくつかある特徴、それを利用した際のメリットを見ることでこの後の評判・口コミがより分かりやすくなるはずです。
特徴
断熱性と気密性
スウェーデンハウスが手掛ける「全棟高性能保証表示システム CQ+24」によって、断熱性能・気密性能がしっかり測量され表示されます。国内の住宅メーカーの中でもトップクラスの性能を保持するスウェーデンハウスならではのシステムで、高い性能を確保できるからこその自慢のシステムとなっています。
木製窓
住宅に備え付けられる窓と言えば断熱性などで大きな役割を果たす存在。一般的にはアルミのサッシが多く使われていますが、スウェーデンハウスでは木製のサッシを使用した窓を採用。初めて目にする人は若干の不安を感じるかもしれませんが、実はこの木製サッシはアルミより遙かに高い断熱性を確保、さらに火にも強いという耐久性抜群のサッシとなっています。
高品質な木材
スウェーデンハウスの住宅は国産の木ではなくスウェーデンから輸入した木を使用しています。北欧製に強いこだわりを見せるのは、たんなるブランドだけではなくそれが高い品質を誇るから。EUからは認定を受け、日本からは国土交通大臣の指定を受ける紛れもなく高い品質を兼ね備えています。
メリット
圧倒的な断熱性
断熱性の高さは上でも紹介した通り、国内トップクラスを誇ります。もともとの基本性能として備わっており、これのおかげで少しのエネルギーでも家中が暖かくなります。特に冬場、雪の多い街などでその効果を発揮します。
圧倒的な気密性
断熱性同様、部屋を快適に保つことができる気密性。気密性とはつまり部屋の隙間の量を表すものであり、空気の出入りが少なくなることで部屋の温度を一定に保ちます。そして何よりも、小さな隙間から入り込む虫の被害にも悩まされずに済むのです。
省エネ
断熱性・気密性が効果を発揮するのは過ごし方だけでなく、光熱費といったお財布にも良い効果を表します。少しのエネルギーで部屋を快適に保ち、省エネを実現。つまり光熱費も安く抑えることが可能なのです。
⇒ 最初の情報収集が明暗を分ける!新築 注文住宅に後悔・失敗しない方法!
⇒ 家を建てる前に知っておきたい予算オーバーしない方法!
⇒ 注文住宅で安易な値引き交渉は避けるべき2つの理由
注目
⇒ プロが作る間取り図がタダ?家づくり検討中の方必見のサービス!
スウェーデンハウスの評判、口コミは?
評判と口コミ、この2つで全てを決めつけてしまうというのはあまり良い方法ではありません。ですが情報として捉えておくことも必要です。これから紹介するスウェーデンハウス利用者の声、「こんな一面もある」程度で留めておくのが良いかもしれません。
実家との差
暖かさや温度を保つ力が高いことは聞いていました。そして住み始めてからも確かにそれを実感しましたが、一番その力を大きく実感したのは実家に帰った時です。スウェーデンハウスではない古い家なのでその差は歴然、比べてはじめて真の力を見せつけられたように感じます。
人もまた暖かい
断熱性と気密性、北国で過ごす上でこの2つは欠かせないとしてここに焦点を絞ってきたのでスウェーデンハウスでとても満足。でもそれ以上に担当者や業者の人達が親切丁寧でここにも暖かさを感じました。もともと価格が高めのメーカーなので、そういった面にも力を注いでいるのが分かります。
安心して住めるけど価格が高い
住んでみて確かな快適さを実感しています。でもやっぱり最初の価格面でのハードルが非常に高く、なかなか納得できなかったのも事実です。暮らしてみればその価格にも納得なのですが、まず見積もりの時点で頭を抱える人もいるのではないでしょうか。
メンテナンスが面倒
スウェーデンハウスは気にこだわった家造りを提案しており、我が家もそのイメージに惹かれて購入しました。確かにお洒落でこだわりを感じる家というのが分かりますが、メンテナンスが少し面倒にも感じています。業者がしてくれるメンテナンスもあれば自分達で行わないといけないメンテナンスもあり、今でこそなんとかやっていますが10年20年と続けていけるか心配です。
異国情緒
スウェーデンハウスの魅力はやっぱりこの日本離れしたお洒落な雰囲気。外観はもちろん、内装にもこだわればまるで外国の住宅を再現することもできます。音を防ぐ性能も高いので、外からの音も気になりません。人とは少し違った家を探しているならぴったりなはず。
口コミのまとめ
評判や口コミで多く見られるのはやはり「価格」。しかしこれは相談する時点に既に知っている、という人がほとんどなので「高過ぎる」という声は比較的少なかったように感じます。
住宅の性能を見た時に「納得できる」という声もあり、メーカーで比較した場合は高く感じるもののある程度は妥当と感じるのかもしれません。
そして断熱性などのスウェーデンハウスの自慢となる部分はやはり高い支持を獲得しています。その反面、メンテナンスの面倒さが目立ち快適さを保つためには多少の手間も必要だということが分かりました。
では最後にスウェーデンハウスの利用者から挙げられたデメリットに関してもご紹介します。こちらもまた参考程度に覗いてみてください。
デメリット
価格の高さ
納得できる、という声がほとんどですが少なからずその高さに不満の声を挙げる人も存在します。住宅によっては坪単価が100万円を超えることもあるため、高性能な住宅でもやはり高さで驚いてしまいます。
仕様の変更
注文住宅は様々な要望を叶えることができるのが特徴。しかしスウェーデンハウスのこだわり、木製サッシなどの変更が利かないという点もあります。このサッシは木製なだけでなく上開きという特殊な仕様、一般的な窓にしたいという声が届かないといったデメリットにもなり得ます。