セキスイハイムが太陽光発電を搭載した住宅を提供しはじめたのは1997年。それから20年以上もの間、太陽光発電の先駆けメーカーとして業界をけん引してきました。
それだけではなく、太陽光発電搭載の住宅建設数は国内トップクラス。現在では約20万棟という建設数で確かな実績を獲得しています。
太陽光発電及び、自宅でのエネルギーの供給を最大限可能とした「スマートハウス」では右に出る者はいないセキスイハイム。そんな彼らの太陽光発電への評判と、価格面をお伝えします。
セキスイハイムの太陽光発電の評判は?
セキスイハイムで手掛ける太陽光の価格、の前にまずは利用者からの評判をお伝えします。セキスイハイムでは太陽光発電を含め、3種類のエネルギーシステムを利用しておりそれぞれで評価を得ています。
1つ目は「大容量の太陽光パネル」。これは屋根に設置するパネルによる発電を可能とした定番のシステムで、発電量には地域差があるもののセキスイハイム独自の方法で設置するパネルの量を増やすことが可能。このパネルの増量に評判が集まっています。
2つ目は「蓄電システム」。「e-Pocket」と称したセキスイハイムの独自プランを設計。蓄電池への電気の貯蓄が可能となり、普段の生活で使うのはもちろん緊急時にも使用できるようになっています。これを使うことで、家計が楽になるという声も聞こえているので主婦層からは特に評判の高いシステムとなっています。
3つ目は「HEMSサービス」。使用した電力、貯めた電力、最終的な収支までを数字で確認できるようにしたのがこのサービス。太陽光発電とセットと使われることが多く、月ごとではなくその日の電力を見ることができます。セキスイハイムのシステムでは天気予報からスマートフォンを使っての外出先からの確認も可能と、使い勝手の良さに評判が集まっており、加えてサポートにも対応しているあたりに安心感を与えているようです。
これら3種類のシステムを組み込んだのがセキスイハイムの手掛けるスマートハウス、その名も「スマートハイム」です。スマートハウスの建設数トップクラスはどこよりも確かな安心感を得られると注目され、システム以上にけん引してきたメーカーとしての信頼感を獲得しています。
セキスイハイムの太陽光発電の価格は?
一般的な太陽光パネルの設置価格は約150万円~300万円。開きはありますがほとんどがこの中に収まります。
それと比べるとセキスイハイムは少し価格は高めに設定されており、中には約400万円という高額になる人も出ているようです。セキスイハイムは住宅本体の価格も比較的高めに設定されていることから、価格面では全体的にやや高めなのかもしれません。
太陽光パネルは各住宅メーカーそれぞれでいくつかの種類のパネルメーカーに対応しており、セキスイハイムも推奨するメーカーというのが存在します。そのメーカー以外の所から頼むこともことも可能ですが、そうした場合は屋根の保証が無くなったり、そもそも対応できないとメーカー側からNGとされることもあるので注意が必要です。
保証
セキスイハイムが推奨するメーカーを選択すると保証が付きます。どのメーカーも最低で10年の保証が付き、メーカーによっては最低で15年、保証の延長を申し込めば20年という長期の保証を得ることができます。
保証にはパネルの性能を保証する「出力保証」、パネルやパワーコンディショナーといった機器自体の保証「機器保証」がありほとんどで同じ期間の保証が付いてきます。こちらもメーカーによりそれぞれで長さが異なる場合があるので確認が必要です。
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セキスイハイムの太陽光発電の売電収入はどうなの?
セキスイハイムの調べでは太陽光発電を設置した家庭の半分以上が電気代が実質「ゼロ円」を達成したとされています。全ての過程を調査しているわけではないので、あくまでも参考として捉えるほうがいいのでしょうが、これが本当なら大きな希望となりそうです。
半分以上の家庭で「ゼロ円」を達成しているとしても、半分近くの家庭では達成できていないのも事実。実際に利用したとして挙げられる声には厳しい意見も聞こえてきます。
安定した発電量の反面
ある家庭では1年を通して安定した発電が実現しています。その額、平均して毎月約8.000円。1年で約10万円にもなり、単純計算で20年で200万円となります。しかし使用した電気代は毎月約15.000円。どうしても「ゼロ円」を達成するのは難しい数字が出ています。
地域や時期によってはかなりの差が出てしまうのが太陽光発電のデメリット。加えて設置するパネルの量や家族の電気に対する考えも必要で、結局のところ節電を余儀なくされる所も出てしまうと言います。
まとめ
太陽光発電はどこのメーカーでも注目を集めるシステムです。しかし初期費用の高さやその後の心配も多く、なかなか爆発的な普及を見せていません。
セキスイハイムは設置数はトップクラスであり、安心感にかけては随一。まずは基本の情報を抑えつつ、既に利用している人達からの情報収集を行いましょう。