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家を建てる間取りには失敗が付き物?!ポイントやおすすめ間取り例を紹介

はじめから完璧にするのはなかなか難しく、家を建てる上でも「間取りの失敗」はもはや付き物。

既に多くの人が間取りに関して失敗を感じており、設計の難しさを物語っています。

しかしこれはかえって好都合で、失敗があれば成功があり、失敗例を情報として頭に入れておけば回避することも可能なのです。

今回は「間取りの失敗」に焦点を当て、「失敗例」から「失敗しないためのポイント」「間取り例」などを一挙にご紹介いたします。

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マイホーム購入!だけど間取りで後悔、、どんな失敗例がある?

間取り設計でしてしまいがちな失敗、まずはその例となるものをいくつかご紹介いたします。

失敗例を知っておくだけでも自分で家を建てる際の失敗の回避」の可能性を随分と上げることができるはずです。

大きな収納が思わぬデッドスペースに

たくさんの物をしまうことができる憧れの大型収納。

しかしいざ色々と詰め込んでみると思わぬデッドスペースが生まれてしまう、なんてこともあるようです。

大きな物では扉も大きくなってしまい、家具などを置くのにも気を使います。

間取り設計時に思わぬ邪魔をしてしまうかもしれません。

コンセントの場所が合わない

あまり考えずにコンセントを設置すると、いざ生活をはじめた時に「ここにあればよかった」という場面に遭遇することでしょう。

特にキッチン周りで不便を感じることも多いようです。

とはいえ増やせばいいという訳ではなく、考えて設置することが大事。

かえって使い勝手が悪くなることもあるので、どこでどう使うのかをよく考えましょう。

爽やかな吹き抜けは温度調整が難しい

広々とした空間と爽やかさを作り出すため、ビリングや玄関を吹き抜けにする家庭も少なくありません。

しかし吹き抜けは温度調整が難しいという面もあり、使い勝手の悪さも発揮してしまいます。

特に夏や冬のように気温が激しく上下する季節においては失敗だったという声も、加えて光熱費にも響く場合もあり注意が必要です。

玄関すぐのトイレは考え物

玄関を入ってすぐの所にトイレを設置すると、「リビングからは見えない」「子供の外出時に便利」というメリットがいくつも顔を出すことになります。

しかしそんなメリットとは反対に、「玄関を開けた際に見えてしまう」「来客時に使いにくい」といったデメリットが発生してしまうのも特徴です。

【絶対に失敗しない】家を建てる際の間取りのポイントは?

失敗例をいくつか見て頭に入れておいた後は、その数々の失敗を回避するためのポイントの紹介です。

良い家を建てるためにはそれだけ”コツ”が必要。

紹介するポイントをしっかりと取り入れて、失敗の回避に努めましょう。

ポイント1『動線の確保』

動きやすさを確保しておくことはとても大切。

特にキッチンやリビング、洗面所廻りなど毎日よく使う場所では動線が鍵を握ります。

収納スペースも場合によっては動き辛さを作り出してしまうので注意が必要。

今では「主婦目線」「家事のしやすい間取り」なんていう特集も組まれることもあるので、是非一度確認しておきましょう。

ポイント2『生活のイメージ』

新しい家での生活のイメージを掴むことでも、最適な間取りの設計に一歩近づくはず。

取りあえず設備を確保、は失敗のもと。どういう動き、どういう暮らしを取るのかをよく考えて間取りの設計を行いましょう。

ポイント3『モデルハウス・展示場を参考に』

平面の図形だけではなかなかピンと来ないかもしれません。

そんな時こそモデルハウスや住宅展示場へと足を運び、その目で新しい家がどんなものか感覚を掴んでおきましょう。

注意したいのはほとんどの住宅メーカーがモデルハウスにオプション設備を設置していること。

見学する時はどこがオプションか標準装備なのか聞いておくといいでしょう。

ポイント4『家族間での十分な相談』

一緒に暮らす家族全員の意見を聞くことも非常に大切。

誰がどんなものを求めているのか、必ずしも全て取り入れることはできなくても話し合いは必要です。

特に二世帯住宅のような家族の人数が多い場合、絶妙な距離感を求める場合は両家族間の十分な話し合いがポイントとなります。

思わぬアイデアが生まれることもあるので是非じっくりと話し合いを重ねてみてください。

ポイント5『希望をはっきりとさせる』

「使いやすいキッチン」「広いリビング」といった曖昧な希望ではなかなか自分の思い描いた間取りが叶わないかもしれません。

希望があるのならはっきりとさせておくことで家作りもはかどるはず。

例えば「キッチン横にパントリーが欲しい」「寝室には書斎が欲しい」など、希望を挙げればキリがありませんが何もないよりは間取り設計も進むはずです。

その他『失敗例は頼りになる参考書』

既に上でもお伝えしている「間取り失敗例」。

こうした先人たちの失敗も今後の間取り設計に大いに役立つ要素です。

新築という絶対に失敗したくない物だからこそ、時間を掛けて進めていくのです。

過去の失敗はただ回避するためのものではなく、1つのアイデアとして回避しながらさらに良いものを作り上げることができるでしょう。

家を建てる!おすすめ&理想の間取り図5選

間取りに関する失敗とポイントをいくつか頭に入れたところで、これから家を建てる人のための「理想的な間取り」をご紹介します。

いくつかのポイントに焦点を当てた、全部で5つの間取り図をご紹介するので是非参考にしてみてください。

一軒家のお洒落な間取り

半円形のリビングが特徴的な住宅。1階と2階にはそれぞれホールが確保されており、部屋と部屋の距離感をしっかりと保つことができます。

特徴的なリビングは上部が吹き抜けとなっているので開放感も特別。バルコニーに加えてテラスも確保されているなど、内側だけでなく外の空間にも配慮が見られます。

間取りだけでなく外観もまた特徴的で、日本離れした西洋風な外観もまた大きな特徴です。

出典:トガシホーム

30坪のおすすめ間取り

少し手狭なイメージのある30坪という坪数も上手く設計すれば快適な間取りが完成します。

この住宅では2階を家族共通の空間であるリビングに、1階と3階にそれぞれ個室を確保しています。

ビルトインガレージの設置、1階2階にトイレを設置するなどこだわりもしっかりと取り入れているのが分かります。

出典:ミサワホーム

【新築】40坪のおすすめ間取り

18帖のLDKに8帖の和室と、部屋の広さが特徴的な新築住宅。

2階に3つ用意された各個室もそれぞれ十分な広さを取り、40坪という坪数がどれだけ広く使えるかがよく分かります。

最上階には小屋裏収納、さらにこの住宅自体には太陽光発電が設置されているので省エネにもしっかりと対応しています。

出典:searshome

【新築】子育て家族も満足♪おすすめ&理想の間取り

「ミキハウス認定子育て住宅」として登場している住宅がこちら。

子供部屋といった専用の部屋を用意しているのがポイントとなりますが、それよりも特徴的なのがファミリーヌックと呼ばれるスペース。

これは子供の成長に合わせてコーディネートを変更できるというもので、子供が小さいうちは見守りながら、ある程度成長すれば勉強スペースと将来のことも考えた暮らしが実現するのです。

出典:エースホーム

風水を取り入れたおすすめ間取り

家作りの際に気になる人も多い「風水」を取り入れた住宅についてもご紹介。

この住宅では玄関から水廻り、さらには各部屋においても風水から考えた位置に配置しています。

良い運気を呼び入れる住宅として存在しているのはもちろんですが、それだけではなく2階の部屋の隅にシャワー専用のスペースを設けるなどアイデアも満載の住宅となっています。

参考URL:アーキビジョン21

風水や家相は信じない?!取り入れるべきか徹底検証

新しく家を建てる際、度々参考にされるものとして「風水」と「家相」が挙げられます。

これらは気にする人は真剣に考えますが、気にしない人はまったく頭に浮かばないもの。

実際にこれらを取り入れるべきか、検証してみました。

風水とは

そもそも「風水」とは何なのか、まずはその概要からご説明いたします。

「風水」とは中国発祥の学問の1つ。環境学と呼ばれる、「環境による運の行方を知る」というものです。

基本的な考えとして「人の運は全て決められている」とされていますが、運を上げるもしくは下げることも可能とされているのが大きな特徴となります。

その方法はたくさんあり、その中の1つが今回の間取りの設計。

「本命卦(ほんめいか)」と呼ばれる方法を使い、方角で良い悪いを決めるのが風水による間取りの設計。

東西南北全部で8つの方角から最適な間取りを決めていきます。

家相とは

「家相」についても基本的な概要をご紹介します。

「家相」も「風水」同様に中国から日本へと伝わったものの1つ、しかし発祥は中国ながら日本国内では独自の発達を遂げています。

「風水」が住宅の間取りに関係なく、様々な分野に影響を与えるのとは反対に「家相」は間取りに特化したものというのが特徴です。

東西南北で良い悪いを考えるのは「風水」と同じ。「家相」では「鬼門」と呼ばれる言葉が鍵を握ります。

「鬼門」という言葉自体は耳にしたことのある人も多いでしょう。

「家相」では北東が「鬼門」、そしてその反対となる南西が「裏鬼門」とされいずれも「家相」の中では最も悪い方角とされています。

”良い運も悪い運も全ては玄関から入る”とされており、そうした「家相」の考えから玄関を鬼門・裏鬼門に作ることを避けようとするメーカーは現在でも少なからず存在します。

「風水」同様に「家相」も今の世でもまだまだ取り入れられている存在です。

風水や家相は家を建てる際の間取りに取り入れるべき?

遥か昔から存在し、今もまだ気にする人も多い「風水」に「家相」。

「金運アップ」や「鬼門による運の低下の回避」など様々な面で取り入れられていますが、中には「そんなもの気にしていない」という人がいるのも事実。

「取り入れる」「取り入れない」と意見が分かれるこれらの要素ですが、これから家を作る際実際に取り入れるべきなのか疑問が湧くのもまた事実です。

これは必ずしも取り入れなければいけないものではなく、あくまでも「気にする人は取り入れれば良い」というもの。

実際に「風水」「家相」に疑問を呈する人が存在しており、そういった人は「何故家を作るとなった瞬間に”鬼門”を意識し始めるのか?」と考えるようです。

取り入れる取り入れないは住む人の自由、あまりにも信じすぎるのもどうかと思ってしまうのも事実です。

ただでさえ「動線」や「広さ」「設備の置き方」といったポイントを考えなければいけない上、そこに「方角」や「運気」が加わるとなおのこと選択肢が狭まってしまいます

せっかくの自由な注文住宅も結局は自由度の低い住宅になることも考えられ、勿体無い気もしてしまいます。

運気を気にするあまり動きにくい家ができてしまっては元も子もありません。

「風水」「家相」も気にしておきたいところですが、実際のところは”ほどほど”が良いのかもしれません。

間取り図のシュミレーションができる!おすすめソフト3選

 

ただでさえ考えることの多い間取りの設計。

そこに風水や家相が加わることでさらに複雑さを増しますが、まずは風水・家相は忘れて一度自分で作ってみてはいかがでしょうか。

ここで間取り図を自分で簡単に作成できる「間取りシミュレーター」をいくつかご紹介。

住宅メーカーへと足を運ぶ前に、まずは自分でイメージを掴むためにも作ってみましょう。

せっけい倶楽部

最初に紹介するのはパソコンのフリーソフトとして登場している「せっけい倶楽部」。

全1000種類にも及ぶパーツを1つ1つ置くことで自分好みの間取りを簡単に作ることができます。

最初は平面の一般的な間取り図を作成、その後自分で作った平面図を3Dで再現しよりイメージを掴みやすくすることも可能です。

価格:無料
ツール:パソコン

サイトURL:http://www.houtec.co.jp/club/

Magic Plan

スマートフォンを最大限に活用するのがこの「Magic Plan」。

家の間取り、というよりも部屋のコーディネートを考えるスマホアプリとして登場しています。

既に持っている家具1つ1つの大きさをしっかりと取り入れることが可能な点からより実践向けの間取り図作成シミュレーターとして使うことができます。

部屋の写真を撮ることから始まり、アプリを通して正確なサイズが記録されます。

後は自分のイメージを間取り図として反映させれば好みの間取り図が完成します。

価格:無料
ツール:スマートフォン

間取りTouch+

こちらはiPhone専用のスマホアプリとなりますが、使いやすさ、分かりやすさは格別の間取り図シミュレーターかもしれません。

住宅に部屋や各設備を配置、指での直感操作で簡単に好みの間取りを再現することができるようになっています。

部屋だけでなく家具の大きさを変えることもでき、パーツの多さも相まってよりこだわりを再現できるアプリではないでしょうか。

価格:無料
ツール:iPhone

まとめ

家づくりで最も時間が掛かるであろう「間取り」。

こだわりが多ければ多いほど失敗することも多いかもしれませんが、良い住宅を作るのに挑戦もまた必要。

失敗は回避することも可能で、そのためにじっくりと時間を掛けて事前に準備をしておきましょう。

間取り図シミュレーターを使いながら家族間で相談、というのが一番上手なやり方なのかもしれません。

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